3時半に起きて見た甲斐があった。
スペインに2ー1で勝った!
写真は2点目をいれた田中碧へのパスを三笘がキックした瞬間を真上から捉えたもの。カタールへ行けなかったかわりに名古屋で東海テレビの放送を撮ったもの。おそらくVARの映像なのだろうが、確かにラインにボールがわずかにかかっていたことがわかる。
後半早々、交代で入ったばかりの堂安がペナルティエリアのすぐ外から強烈なミドルシュートを放つと、GKが左に飛んで手で弾き出そうとしたがボールの勢いに負けゴールさせてしまった。これで同点とした代表チームはさらにたたみかけた。
3分後にはやはり堂安がペナルティエリア内右からスペインのDFとGKの間に絶妙なボールを送った、すると前田とその左に三笘が並んで突進した。2人とも惜しくも間に合わずボールがアウトに出たかと思った瞬間、フィールド内に戻って来た。
映像を繰り返し見ると、三笘が足の踵よりにボールを当てて少し浮き上がらせていた。ゴールに突っ込んでくる味方がシュートしやすいようにしたのだ。おかげで田中はこのボールをもものあたりに当ててゴールへ押し込むことができた。
ものすごいスピードでこれらの動きが展開され、直後はゴールしたのかどうかもわからなかった。案の定、VAR判定が長引きハラハラさせられた。しかし、時間はかかったがVARのおかげでゴールが明確に認められよかった。
このあとの代表チームの守りは固く、時々ペナルティエリア内まで入られはしたが、すべてクリアする見事な安定した守備だった。終わってみればボール支配率はスペイン80%と圧倒的だったものの、プレスを跳ね返しつつ超絶速攻で2点をもぎ取る見事な展開だった。
次は強豪クロアチアと当たるが、これで調子をつかんだ代表チームは遜色のない試合をするだろう。ベストエイト進出の可能性が断然大きくなった。