トラ柄なら新年らしくてもっとよかった。
冗談はさておき今回修理のためウェス上に鎮座したカップリング。
ステンレスでつくるなんてことは聞いてなかったが、と思ったら鉄製でこんな塗装をしたからだった。
5日に上架。
今回もペラだけは貝がつかずキレイ。
水線とUFOキール下側に貝がつくのはいつものこと。これくらいなら少ない方。去年の船底塗装から11カ月。
去年はエンジン修理やセール改造のため、あまり走れなかった。
エンジンギアからシャフトにつながるカップリングに経年劣化によるガタが出たため交換することになった。
キイも新品と交換。
作業はヤンマーのメカニックに依頼。
今回の船底塗装はこの台形の脚立があったので、すいぶん楽ができた。ここの船台はこんなに高いため、水線のマスキングテープ貼り付け作業には逆V字形の脚立を4,5段上がっては降りを何十回も繰り返さなければならなかった。
一か所で貼れるテープの長さは1.5mくらいだったが、この台形脚立だと2.5mくらいは貼れた。これまで隠していたわけではないだろうが、船をやめたオーナーが置いて行ったものだそうだ。
しかし、海外も含めていろんなマリーナで船台を見て来たが、こんなに高い船台を使っているのはここだけだ。
天気に恵まれた時には三日間で下架できたこともあったが、今回は数日前に降ろした。細かいところが見えないからキレイに見える。
それにしてもこの船台、展示用にはいいかもしれないがどう見ても作業には高過ぎる。最近は脚立から落ちることも考えてヘルメットを被ることもある。低い船台で作業できるマリーナは知っているが、近いだけの理由で今年もここになった、トホホ。