マー君は疲れた顔で話し出しました・・・

輸出するための自動車を何百台も止めてある駐車場の端に、ワゴン車が一台あって・・・

警備員が待機する為に使われているそうです・・・(・_・;)

泥棒やいたずら防止の為に、夜中に何回も見回りをする仕事で

二人の警備員がこのワゴン車で交代で仮眠を取っているようです・・・


マー君は見回りを終え、ワゴン車に戻り、

その日一緒に仕事をしていた男性を起こそうと声を掛けたのですが・・・

全く起きる気配もないので・・・(・_・;)

一服しようと腰を下ろし、タバコをポケットから出したのですが・・・

そのタバコを、火災防止のための水が張ってあるバケツの中に

落としてしまいました・・・


慌てて拾い上げたのですが・・・タバコはビッショリと濡れてしまったそうです

当時のタバコは今のように箱ではなかったので、

水の中に落としてしまったら、あっという間に中のタバコまで水を吸ってしまいます


マー君は・・・「あ~ぁ!」と言いながら、少しでも被害が少なくなるように

手早くタバコを出しました・・・

濡れてしまったタバコは水がしたたる程濡れていて、

一本をつまんで持つと本当に水がしたったそうです

ビッショリと濡れてしまったタバコ・・・

一本・・・二本・・・三本・・・・・・・水がタバコからしたった・・・

四本目を取り出すと・・・濡れていない・・・・

五本・・・六本・・・七本・・・濡れていない・・・

マー君はへんな事に気付いた・・・

最初の三本は水がしたたり落ちたのに、

その隣にあった四本目・・・五本目・・・は全く濡れていない・・・

残りのタバコを全部出して・・・

濡れたタバコと濡れていないタバコを紙の上に置いてみた・・・

三本以外は、全く濡れていないのだ・・・(゚_゚i)

濡れてしまった三本の隣のタバコ・・・なぜ濡れていない・・・?( ̄Д ̄;;

マー君はその瞬間、寒気がした・・・

何か、へん・・・気持ちが悪い・・・

仮眠を取っている男性を起こそうとして声を掛けようとしたその時・・・

それは徐々に・・・現れた・・・




                        by sala・・・(;^_^A