蛇窪神社の存在を知ってから、一度は行ってみたかったのだが、今日やっと行ってきた。
誰かとワイワイ言いながら行くのも楽しいと思ったのだが、ここ最近の私は、自分の自由さを満喫したいと思っている。
人と行くのは楽しいが、約束したら、時間に制限される。
自分の好きなタイミングで出かけて、自分の好きなだけ居て帰ってくる。
夕方までに帰ればよい。
計画性などは一切なし。
私は自由を選んだ。
家事を済ませて歩き出してから、行き先の最寄り駅を調べる。
一度簡単に調べてはいたが、結構前だったので覚えてない。
その緩さを堪能する。
電車にゆられて一時間少々。
一人で一時間は退屈なのだが、今や漫画アプリでラノベを読みながら電車に乗るという時間つぶしをするようになっている私である。
東急大井線から行けば白蛇様の戻り道という開運参拝コースで行けるらしかったが、今回は一番早く行ける西大井駅を利用した。
途中で土産物屋とかお食事処があるかと思っていたが、その道にはあまり目立った店はなかった。
蕎麦屋さんを見つけたので、帰りにそばを食べて帰ろうと心に決めて、次回は白蛇様の戻り道を利用してみようと思っている。
見知らぬ街へ行くのは探検みたいなものだ。
一人で歩くのも楽しい。
さて。
蛇窪神社は規模こそ小さいが、ちょっとしたテーマパークだ。
最初に手水舎を探したのだが手水舎がやたらかわいかった。
水の底にビー玉が敷き詰められていて、水面にはたくさんの花。
撫で白蛇様
めっちゃ愛らしかった!
ちなみに、天照大神を祭ってある社殿は、他が珍しすぎて写真撮るの忘れました・・・・・・。
一番でかいのに・・・・。
蛇窪龍神社
白蛇さんがいっぱいなのは、それなりに訳があります。
銭洗して、そのお金をもってお参りする白蛇辨財天社(もうどう読んでいいのかわからない感じが一字入っている)
初めて行った私は、手前でおろおろしていると、通りすがりの慣れた参拝者の方が、「そこにお金入れて、そっちで洗うのよ!あ、そっちじゃない!こっちこっち!」と懇切丁寧に教えてくださった。
まじで素人わからんです。ありがたかったわ。
そして私は、財布の中の諭吉様を全員水浴びさせて、びしょびしょのままのお札をまた財布に入れるという芸当をして帰ってきた。
だって、諭吉様のほうが長く財布にいると思ったもんで・・・・。
なお、巳の日やお正月など、混むときには自分のお金は洗えないらしいので、自分のお金を洗いたい方はご注意を。
何気に池を挟んで写真を撮ってみたら、ちょうど社横の白蛇様がこっち見てる位置だった!
復活岩・親子岩
お祓いしてくれるそうです。
龍神の札(?だったっけかな?)
すみません。正式名称覚えてないっす。
願いを鉛筆で書いて水坪に入れて祈願するのだとか。
札に願いを書いて水に浮かべると、まず印刷の青字が紙から離れて水面に浮かんだ。
次いで私の書いた鉛筆字も紙から離れて、ふわりと水面に浮かぶ。
浮かんだ文字たちは、ゆっくり分解されながら水と一つになっていく。
ちょっとした幻想的光景だ。
文字を手放した紙も、ゆっくりと解けながら、ツボの底に落ちていくように消えてなくなっていった。
願掛け水かけ宝珠
もはや正式な作法がわからなかったので、人がいないのをいいことに何回もお水をかけて帰ってきたw
法密稲荷
いやー
とにかく非常にかわいいお社だった。
社の奥につるされている飾りとか!
重軽狐石という、持ち上げて軽いと願いが早く叶うという石もあったんだけど
早い遅いは関係なくて願いが叶えばいいと思っていた私は触らなかったw
運玉投げ
満願岩の穴へ運玉を三つ投げる。
全部入ればめっちゃついてる!
私は2個的中!
おみくじ
何種類かあるんだけど、蛇窪神社だけという白蛇さまみくじにした。
末吉でした
せっかくなのでお守りを。
蛇窪龍神は巳が辰つといわれ、立身出世をもたらすのだそうな。
平日で巳の日でもなんでもない日を選んだので、境内は空いていた。
小雨が降っていたのも幸いしたのだろう。
参拝を終えたのが12時ごろ。
家に帰ってから昼食にするという手もあったが、せっかく出かけた地にお金を落としていこうと見繕っていた蕎麦屋さんまで戻る。
小さなテーブルがないので、独りで食べに来ると一つのテーブルを占領してしまうよう。
私が入った時はまだ満席ではなかったのだが、私のように一人で入ってくるお客さんもいたのですぐに満席になった。
そばを頼んだので、後から注文したにもかかわらず、私はとっとと食べ終えることができたため、すぐに席を立つ。
入り口では待っているお客さんもいたからだ。
女将さんが「すみませんねえ」と何度も言ってくれた。
満腹で電車に乗ったら、さすがf 分の1の揺らぎ、あっという間に眠たくなって乗り換えまで気持ちよく眠って帰って、なんだかとても満足した一日となった。