ニノの記事が夕刊に載っていたようです。
WEB記事でチェックしました。

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トーク:二宮和也 「弱くても勝てます」主役
毎日新聞 2014年04月17日 東京夕刊

 ◆「弱くても勝てます」主役(日本テレビ・毎週土曜日午後9時)

 ◇後輩引っ張る立場に

 弱小チームが勝利を目指すなら、努力して、少しでも強くなろうとするのが常道だ。だが、このドラマの主人公は、弱いまま勝とうとする。生物学の研究者として、成功例のない実験に挑むように。

 所属していた大学の研究室が閉鎖され、1年間の約束で母校の教壇に立つことになった教師兼野球部監督役。汗と涙の青春ドラマでは成り立たない展開を支えるのは、先生と生徒との「へんてこな関係」と話す。

 「先生なのか、監督なのか、いったい何なんだあいつはという感じにして、明確な立ち位置を決めたくないんです。普段は離れて見守っているけれど、近づくときは先生や監督ならそこまでしないというぐらいまで生徒との距離を詰める」

 生徒役は多くが10代。30歳の自分の半分というキャストもいる。初の教師を演じるにあたり、高校へ出向いて現役高校生と語り合った。「30歳っておじさん?」と聞いてみると、あっさり肯定の返事。これには衝撃を受けた。

 「長い人生で考えると30代なんてまだまだでしょうが、下がいておかしくない年代になったんだなと思いましたね」

 先輩の演技に引っ張られ、自分ひとりでは出し切れなかった力を引き出してもらってきた10、20代。いよいよけん引する立場が回ってきた。

 先輩後輩の関係性が自分を育ててくれたという思いは強い。先輩にしてもらってよかったと思えたこと。それを、下の子たちにも味わってもらいたい--。

 ときには後輩たちに変化球を投げてみる。台本通りのリハーサル後、本番で芝居をがらりと変えてみたり。「それでもついてこられない子は一人もいない」と、声を弾ませるあたり、かなりの後輩思いである。【岩崎信道、写真・竹内紀臣】

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 ■人物略歴

 1983年6月17日、東京都生まれ。巨人軍の原辰徳監督からノック指導を受けた。「名前を呼んでもらっただけで感動しました」

パブリシティが大人対象だよね。やっぱ