「時間治療」ってご存知でしょうか。
「時間治療」とは、からだの生理的リズムに合わせて投薬のタイミングを設定するやり方のことです。
抗がん剤は、がん細胞だけではなく、健全な細胞もやっつけてしまうため、副作用がでますよね。
その副作用を少しでも少なくするのに、時間治療が有効。
たとえば、DNA合成に干渉する抗がん剤の場合は、正常細胞がDNA合成をしない時間帯に使えば、副作用は減るでしょう。この薬の場合、夜間が適していました。
別のFという抗がん剤は、それを分解する酵素が夜間に多く分泌されるので、やはり夜間が適していました。
逆に、「時間治療」の概念を取り入れた研究が進んで、昼間に使うと副作用が出にくい抗がん剤も登場しています。
私だったら、提案された抗がん剤がどのタイプなのか確認して、夜間が適しているとなれば、1晩入院をお願いしちゃいます。
研究成果として昼間に合わせた薬ができてきていますが、たいていの抗がん剤は、健全な細胞が活動しない時間帯に入れた方がいいんじゃないでしょうか。
私なら、夜間投与にするか、抗がん剤しないか、の二択ですね。
治療方針を決めるのはドクターじゃないもの。
「決めるのは私」