献血したことある?

 

1回だけある。

オレンジジュースがもらえた。

その後は鉄欠乏性貧血でできない。

 

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精神科病院で50歳男性死亡 隔離2年弱が原因か、両親提訴へ 専門家「異常な長さ」 8/20(火) 20:24配信 明石神戸新聞NEXT

精神科看護師やっていた。
その観点からいろいろ思うところはある。

パンについて。

精神科入院中の一般患者でも誤嚥窒息の可能性があって目が離せない。隔離室は一般患者が落ち着いてから配膳する。基本的に隔離室はパン食は禁止だった。

それでもQOLの観点から、隔離室の患者もパン食提供をという動きもあった。急性期病棟は人員もいて観察も行き届くけど、亜急性は人員もなく隔離室も離れているから、一人が隔離室に取られると他が手薄になる。

その後どうなったかは退職したから知らんけど。この件が報道されたらまた、隔離室パン食提供禁止かも。


長期隔離について。

中毒量ぎりぎりのラインで投薬しても、現実と妄想の判断ができないなど精神状態が改善できず、解放できない患者さんもいる。

そんな患者さんでも状態が安定しているとき、看護師が付き添って解放するけれど、ニコニコしていると思ったら突如として他患者や看護師を殺しに突撃して行く。そういう豹変を目の当たりにしてきた。

妄想幻覚に左右された患者を止める看護師も生傷が絶えない。たとえ誰かがその患者に殺されても罪に問えないから、こっちも必死。

医師も定期的に家族面談して説明を重ねていた。

薬も進歩して「この薬ならもしかして!」と思っても、定期的採血と検尿、体重測定の協力が得られないから無理な人もいる。

この訴訟を起こした家族の患者さんがどのような理由があって隔離していたのかはわからないけれど、どの病院でも隔離解放判断が難しい人が一定数いる。

いろいろ思うところはあるけれど、そういう長期隔離の患者さんを受け持つ精神科の先生がいつも院内会議の後、顔色が悪かったのを思い出す。

超、責められるんだろうな先生、いろいろから。
(院長、事務長、看護部長、看護師長などなど)