大満喫したアンテロープキャニオンの後は、車を10分ほど走らせてホースシューベンドへと向かいました。

こちらは駐車場は有料、そこから遊歩道に沿って10分ぐらい歩きます。日差しを遮るものがあまりないので、水をちゃんと持って行くようにと看板に書かれていました。途中にバス停のような日よけが2箇所ぐらいあったかな。

道沿いに歩いて行くと、ほどなくホースシューベンドが見えてきます。たくさんの人が絶壁から下をのぞき込んでいました。

水が少ない土地を浸食したコロラド川が蛇行しながら流れています。土地は赤茶けていますが、川の周辺はほんの少し緑がありました。水は偉大ですね。

 

 

川が流れているところまでは300メートルぐらい下になるでしょうか。東京タワーに近い高さです。。

転落事故があり、柵が一部に設置されていますが、ほとんどは設置されておらず、ヒヤヒヤものです。

 

 

 

こんな感じ。ここは人を入れての写真撮影スポットになっていました。

我が家もここで写真を撮りましたが、怖い怖い。。歩き回るような子どもは要注意です。

 

 

ホースシューベンドを後にして、今夜の宿泊地であるモニュメントバレーを目指します。

ページの町にはたくさん船も係留されていました。レイクパウエルでの湖遊びも楽しそうですね。いつかまた来てみたいです。

ページからはおよそ2時間のドライブです。地図を見るとまっすぐ東を向かえばだいぶショートカットできそうなのですが、

道路にそってV字型に今夜の目的地へと向かいます。

 

 

同じアリゾナ州ですが、モニュメントバレーはナバホ族自治区にあって、時差が1時間あります。モニュメントバレーの方が1時間進んでいるので、きょうは1時間損する形になるので、車を急がせます。

 

こちらはカエンタの町。交差点にはレストランなどがあり、周辺にはナバホ族の家が建ち並んでいます。ニューヨーク周辺でみる一般的なアメリカの住宅とはだいぶ雰囲気が違いますね。平屋建ての簡素な家がポツポツと現れるかんじでした。

 

 

カエンタから進路を北に向かうと、人家がほとんどなくなります。目に飛び込んできたのは大きな岩。

こんな区間を時速80マイル、およそ130キロで飛ばしていきます。日本の高速でも出さないスピードです。

 

 

いよいよ目の前にモニュメントバレーが見えてきました。ここもずっとここ数年間行ってみたかったあこがれの場所です。

気分があがりますね。赤茶けた大地をシェリル・クロウを聴きながら疾走するのはなんともいえないいい気分でした。

学生時代に初めてシェリル・クロウのアルバムを聴いたときに頭にバーンと思い浮かんだのがこんな景色だったんですよね。

乾いた大地に青い空。じめじめした日本とは全然違います。

 

 

ビューホテルに向かうところで、チェックポイントがありモニュメントバレーの入場料を支払いました。

確か車1台、4人で30ドルぐらいだったかな? 帰宅して1か月経ったので失念してしまいました。。

ビューホテルの前の駐車場に止めると、目の前にビュートが飛び込んできます。西部劇でみるアメリカの雄大な風景に感動。

吹いてくる風も心地よく、開放的な気分になります。

 

 

下を見下ろすと、車が。きょうはもう夕方なので、明日はここをドライブしてみようと思います。

 

 

朝からドライブで子どもたちも疲れたと思うので、早めにホテルにチェックインました。

ザ・ビューホテルに泊まりたかったのですが、直前にアリゾナ行きを決めたこともあり予約できず残念。

同じモニュメントバレー敷地内の、ゴールディングスロッジに今回は宿泊しました。

チェックインカウンターでカードキーをもらうと、地図を見ながら車を運転して、ロッジに横付けです。

一棟貸し切りになるので、家族連れなどは楽しいかも。お隣さんは玄関先の机で、夕食を食べておられました。

我々はホテルのレストランに。ニューヨークよりはお手軽価格ですよね。でも観光地価格で高いですが。

従業員のみなさんは、ナバホ族の先住民でした。

 

 

私が頼んだのがグリーンチリと揚げパン。後で知ったのですが、この揚げパンがナバホ族の名物料理とのこと。
グリーンチリによくあうし、子どもが喜ぶパンですね。ナンみたいなかんじかな。全然違うけど。

 

 

 

家族が頼んだステーキも。
 

 

夕食を食べながら外を見ると、岩が夕日で真っ赤に染まっていきます。

 

 

空と岩の色が刻々と変わっていく時間は見ていて飽きません。

 

 

食後はロッジに戻り、真っ暗になった時間を見計らって外に出てみました。

空を見上げると満天の星空。夏の大三角に天の川がとてもきれいに見えました。

蠍座に北斗七星、カシオペア座など、石垣島や宮古島で見た時と同じような一面の星空に子どもたちも大満足して眠りにつきました。