妊娠中の風疹抗体検査について綴りますにっこり



風疹を頭の中の知識、だけではなく

『自分のこと』として考えるようになった

そのきっかけについてです





今回、以下の内容を参考にしましたにっこり

NIID国立感染症研究所

・風疹に関する疫学情報(2024年)


厚生労働省

・風疹について


日本産婦人科医会

・風疹と母子感染


ムーニー(ユニ・チャーム)

・風疹検査について


ライオン歯科研究所 

育児と乳歯の情報サイト【ママ、あのね】

・妊娠時に気をつけたい感染症「風疹」



ムーニーとライオン歯科研究所の内容は
一般向けで読みやすい内容なのでおすすめですニコニコ





第一子妊娠時の妊婦健診

初めての抗体検査をしました


私自身、麻疹風疹の予防接種はしていたものの

幼少期なので随分前の接種歴になります



検査結果はHI法で16倍

             出典:公益財団法人 ライオン歯科研究所

ドクターからの指導内容は
・20週を過ぎるまではマスク着用
・人混みは避ける
・風疹流行地や罹患者に注意


コロナ禍前だったので
マスク着用をしていると目立ちました

「風疹?予防で着けてるの?」
持病があるわけでもないのに大げさ、という
雰囲気は周囲から感じたのを覚えています



第一子出産後しばらくしてから
助成で風疹予防接種を受けたと同時に
夫にも抗体検査を受けてもらいました

幸いにも夫はHI法で32倍以上
むしろ過去に罹患した?というような
十分な数値を叩き出し

うん、予防接種いらないね予防

主治医のありがたいお墨付きに安心していました



数年後
第二子妊娠時の検診で
2回目の風疹抗体検査を実施

抗体値はHI法16倍
私は免疫獲得ならず真顔

ドクターも
予防接種受けたはずだよね?
まあ、打っても付きにくい人はいるから予防

どのみち妊娠期間中は予防に徹するしかない
その頃、世界はコロナ禍
マスクを着けない方が目立つ時期でした


出産後
少し悩みました

風疹の追加接種をするかどうか凝視

助成で無料になるのは1回だけ
次は自費、お金がかかる
打っても確実に免疫獲得できるとは限らない

ついでにコロナ禍
普通の病院受診も予約が必要で行きにくい
お子2人を預けるにしても時間が読めない


結局、予防接種は受けませんでした



第三子の妊娠時
やはり抗体値はHI法16倍のまま
引き続き感染予防の対策に徹しました

出産後
母体1ヶ月検診で
保健師さんに聞いてみました


出産予定がなくても風疹の追加接種は必要か、と


いま考えると恥ずかしい質問ですが
保健師さんは丁寧に答えてくださいました

サクヨさんは女性なので
妊娠、子育てが終わっても
先のことがあります

お子さん
もしくはお嫁さんが妊娠したとき

里帰り出産の可能性があるとき

孫の面倒をみるとき

その時にサクヨさんが感染したり
症状がなくても菌を持っていると
感染源になる可能性がある

第一子出産後に助成で打っているので
次からは自費にはなります
強制はできないけれど
必要な時期になったらぜひ追加接種してほしい



はっ、としました

私は
私が妊娠している立場で
自分を軸に考えていた 

お子の未来
私たち家族の未来
周りにいる人たちの未来

未来のことを軸に考える立場になっていた


免疫獲得まで毎年受け続けるのは不可能でも
自分が感染源にならないよう
できる限りの努力をしなくてはならない

今度は

自分が妊産婦さんを守る側になるのだから


感染状況にアンテナを張っておくと
情報収集や事前の心構えになるので
以前から感染状況週報は見ていました

お子たちの感染予防メインで見ていたけれど
これからは違う目線でもチェックしていこう
そう思いました



新しい視点をくれた助産師さんに感謝ですにっこり