ディズニーの「カールじいさんの空飛ぶ家」が好きです
生きがいや目標があると
たとえ年をとっていても出来ることは広がります
どこに目を向けるかで全然違う人生になる
そう思います
「カールじいさんの空飛ぶ家」のあらすじは
ちいさな家に閉じこもったひとりの老人カール
彼は妻を亡くし、それ以降気力もなくしていたのでした
カールじいさんの住んでいる地域は開発が進み、彼の家だけが取り残されました
立ち退きを強いられた彼は、家にたくさんの風船をつけて家ごと旅に出発します
目的地はいつか夫婦で行きたいと思っていた地球上で最も美しいといわれる伝説の滝
地上高く浮かんだ家にはじつは好奇心旺盛な少年が乗り合わせていて
ふたりでの冒険が始まるのでした
冒険の旅に出る前のカールじいさんはいつもムスっとしています
立ち退きを迫られることが不満なのでしょうが
奥さんとの夢だった「滝を見に行く」ことが叶えられないまま
ひとりぼっちになってしまったことが悔しかったのではないでしょうか
体もあちこち痛み、杖をついて歩いています
家ごとの冒険に出たときは、きっと半分やけくそ
でもトラブルを克服しつつ、イキイキとしていきます
体の痛みって、案外気の持ちようなんですよね
私もとても体調が悪い時、好きなアーチストのライブに行ったら
自分でも信じられないくらいノリノリになった経験があります
カールじいさんはきっとこう思ったのでは
「なんで彼女が生きてるうちにこうしなかったのか」
夫婦で小銭を貯めて「滝を見に行く」夢を叶えようとしていました
でもそのお金を他のことに使うことが続き、結局奥さんが亡くなるまで実現することはできませんでした
「お金を貯めないと滝を見に行くことはできない」と思い込んでた
もしかして物の見方を違う角度から見たら
カールじいさんが家ごと旅にでられたように、なにか方法があったかもしれない
「本気になる」かどうかですよね
夢を叶えたいと思ったら、その時に本気になることだと
私はこの映画で学びました
そして、それは何歳になってからでもOK
少年とふたりで旅を終えたカールじいさんは町に戻り
その後も少年と交流しながら積極的な人生を送ります
気持ちの持ち方で
偏屈な老人にもなれるし、生きがいを持ったお年寄りにもなれます
人との交流を楽しみ、毎日笑って過ごしている先輩方を見ると尊敬します
私はまだ若輩者ですが、そこを目指そう