断捨離と遺品整理や片づけは目的もやり方も違います。

 

それは、これから生活を続けていく人のための整理と

亡くなったかたの思い出の整理という違いがあるからです。

 

詳しく説明していきますねウインク

 

断捨離はモノを中心に

 

断捨離の場合は、片づけるかたのこれまでの生き方と向き合う作業になりますチューリップ

 

その場合、モノ別に作業を進めていきます。

順番があり、ひとつひとつのモノと向き合って「今の自分に必要か」「それは自分にとってときめくものか」を決めていきますラブラブ

 

片づける順番は以下のとおり。

  1. 衣類
  2. 本類
  3. 書類
  4. 小物類
  5. 思い出品

 

まずは一箇所に自分の衣類を全部集めます。

季節のものや下着類、マフラーなども全部です。

 

まずはその量に圧倒されると思いますガーン

積み上がった服と向き合うのが断捨離の最初です。

 

そこから1点ずつ「いまの自分に必要か」「この服は気分がよくなるか」で判断しますおねがい

 

どうしても捨てられないものは一旦保留にしてもいいです。

 

でも、捨てられないけどずっと着ていない服はこれからも出番はないかも。
収納するにもスペースを取ってしまいます。

感謝して手放すのもアリ。

 

 

「ときめくって?」と最初は戸惑います汗

 

衣類からはじめるのは「ときめく」という感覚をわりと感じやすい部類だから。

じっさいに身につけるので、肌触りや着心地などが感覚でわかるものです。

 

そうやって服から始めて、慣れていくと「ときめき」の判断がしやすくなっていきます。

 

自分のテンションがあがるものだけが残ったら

次には、それをしまう場所をつくってあげます飛び出すハート

 

このように、断捨離はモノと向き合っていきます。

 

 

遺品整理は部屋ごとに

 

いっぽう遺品整理は、故人の思い出と向き合う作業ですクローバー

 

故人が安らかに眠りにつけるように、遺品を片づけて思い出の品を選び、大切にとっておきます。

そうすることで遺族も気持ちにひと区切りをつけることができるのですおねがい

 

多くの場合、とっておくべき思い出の品は少しで済むと思います。

 

ご実家など、それまで長年生活をしていた場所となるとおそらく処分するものも多いでしょう。

 

遺品整理の場合は、まず足場を確保します。

 

玄関のものを取り除き、荷物を運びやすいように通路を作ります。

でないと、部屋にモノがあふれて身動きができない状態に。

 

その後は部屋ごとに片づけを進めます。

部屋の中のテーブルなどを出し、まずはスペースを作るところから。

 

床が見えるようにモノをどかしたら

そのあとでタンスの中や棚の中などを片づけ、不要であれば空になった家具を運び出します。

 

 

片づけながら、家族との思い出の品や貴重品などがないか丁寧に確認することも忘れずにクローバー

大事な書類や貴重品・お金などはまとめておき、ご遺族にお渡しします。

 

そのほか、ご依頼者さまから探して欲しいというモノがあれば事前にお話しいただいて、ご希望に沿った作業をしていきます。

 

 

そのように、遺品整理の場合は、効率よく短時間で作業が進むように部屋ごとに片づけていきます。

 

どちらの片づけもこれからの生活のために

 

断捨離も遺品整理も、これまでの人生にひと区切りをつけて

さらにそこからいい人生にするために行います赤薔薇

 

そんなお手伝いができたら嬉しいと思っていますニコニコ