まぁ、確かに以下の本、2冊とも給仕的には興味深く
何度も開いては閉じ開いては閉じした名著だけど、
ツマンネーと感じる人が多くても仕方がないwwww
なんせ、いずれの本も今世の飼い主さんの立場で
書かれたお耳触りの良い本とは言い難い
特に「犬の行動学」については、相当古い本なのだけど
学術的な実験(←これは給仕的にも心が傷んだ)、
肉体的痛みをもたらす実験ではない。
でも、犬の心身の発達に大きな影響を与えかねない
実験とその結果も書かれている。
これが、閉じては開きを給仕が繰り返す理由でもあり、
何度、読んでも犬とは、どういう生き物か、
何を求めどう生きたいと願う生き物かが割と判り易く
記された名著だと思う。
給仕がドッグトレーナーとして、また繁殖者として
その都度つど手に取るのが下の本。
何でこういう本がもっと出回らないのか不思議でたまらない
文字だらけだからか?それとも、具体的な手技(犬の取り扱い方法w)が
書かれていないから、なかなか手に取ろうとは思わないんだろか
こちらは、前述の犬の行動学って本よりも、具体的に書かれている。
産まれ落ちた0週齢から、五感がどう発達していき、
犬の心に与える外的刺激が、どう影響するのかなどが書かれている。
ええ。2冊とも全くもって犬目線の御本様だ
言ってみれば、人が犬達に人目線での幸せをあてがう、
もしくは、その人目線での犬の幸せの為の躾に役立つ本じゃない
あくまでも犬の本質を突いた名著だ。
犬を迎えてまだ、浅い人や迎えたは良いが、何かしら
想う事がある場合に、一度は手に取って欲しい本だと思う。
雨に濡れない事、風に晒されない事、思い切り走らせない事
日々、温度も湿度も快適で、外気にすら触れずに暮らす事。
ぬいぐるみ じゃないんだからさ・・・。
一見、人からしたら衛生的で快適な、何も苦労が無い
暮らしを犬達に提供していると考えるだろうし、
実際、改正された動物愛護法も、こんな感じだ
自分なら・・・こんな生活ごめんだっって
感じちゃうかも・・・
犬は、飾り物でもコミュニケーションツールでも、
縫いぐるみでもない。
その犬種らしい暮らし方や過ごす環境がある事を知って欲しい。
何で犬が多種多様な姿かたちをしてるのか・・・知って欲しい。
それが、給仕的には本当の動物愛護だと・・・思うよw
人とは異なる生き物なんだからさっ
「21世紀の犬」ってフランス語で書かれた文字が
目に止まり、日ごろ感じていることを書いてみた。