長い6月・・・服喪の期間だったともいえる。まぁ、この話は別の機会に。
だけど、この6月は命を育むとかー、次の繁殖チャレンジへの準備期間でもあった。
基本的に臆病者の給仕だから転ばぬ先の杖は何本でも用意してるつもりだ
が!!転びまくった6月だった
何度でもいう。繁殖は簡単じゃない。
繁殖すれば、必ず生まれるわけでもない。
更に生まれたからと言って必ず健全に
ドコドコ育つ保証もない。
そこに持ってきて親犬や共に暮らす家族犬の
ケアだってつきものだから。
何で家族犬?と思われるだろうけど我が家の
場合、檻飼育ではない。
普通の生活空間に犬達が馴染んでいるというか、給仕が犬の群れになじむ暮らしだw
よって、老いも若きも身体的健康は勿論、
メンタルも健康じゃなければ、そこで育む仔犬達にも悪影響になるって勝手に考える給仕。
当然、ある程度、肉体的に充実しなければ仔犬達を大人のお部屋には出さない。
ってより、ここは正直、母犬の態度を通して
様子見をする。
リビングと産室を隔てるドアは基本的には
閉めているけれどOmyaraの指示によりw
開放し始める。Omayraが産室から離れない状況ならまだ時期尚早と判断。
ある日、サクヤと外出して3時間の後帰宅して給仕は( ゚Д゚)ビックリ
たぶん、大丈夫とは思いつつも一応、心配
なので数時間の外出をする際は仔犬達は
特別室に入れてOmayraからも隔離した状態で
出かける。
勿論、産室はOmayra対応で冷房が効いているのでカイロでホコホコした特別室だ。
きゃぁきゃぁと騒ぐ仔犬達の声がしたので、帰宅して産室に直行。
給仕の目に飛び込んできたのは・・・
特別室(別名:段ボール保温室)がデングリ返り、仔犬達は、のうのうと、
母Omayraのお乳を満喫する姿
しかも、ペットシーツに彼方此方残る
排泄の後。まぁ・・その痕跡からすると誰が
見ても仔犬のそれだと解る跡
そう。実はフクちゃんもヴィオちゃんも、
生後3週間目あたりから、特別室の中を
汚すのが嫌だらしく・・・排泄をしたくなると
箱の中から頭を覗かせて「出してーーー!!出るーーー!!出してー!!」と
乳母を呼ぶようになっていた。
どうやら、その騒ぎに大胆な母が大胆な行動に出たとしか思えない特別室をひっくり返して
仔犬達を解放したのね
そうして特別室から脱出した2頭は、
悠々と冷房の効いた産室で母に寄り添い乳を
飲み、暖をとっていたのでした。
母として仔犬達の呼ぶ声を無視できなかったのはよく解る。
でも、とっても肝が冷えた給仕でした
この日を境に仔犬達は特別室に別れを告げたのでした
なんともまぁ、実力行使で結果を
まざまざと見せつけながら給仕を教育する
大胆な母親なんだろうと感心するしかなかった6月第3週。