この日はレンタカーを借り、別荘から買い出しに行ったり食事をしたり(周辺なんにもないから)していた土地へ。


いつも夏来ていたから景色が違って見える。

この段々畑を下まで下りた先にある街までいつも行っていた。


農協みたいなとこと、店先に喫茶店のあるスーパー。

(そこの喫茶店ではフルーツパフェを食べさせてもらっていた。

ヨーグルトと生クリームが合わさって美味しいのだけれど、母はある年からコーンフレークが入るようになってしまい嫌っていた。)


親子二代でやっている風でお手洗いの側にはマンガの本棚があった定食屋さん。

(まだ小さかった妹に赤ちゃん用カトラリーの代わりになるものを用意してくれた。大きなわらじハンバーグがお気に入りだった。)


この地域ではあまり見ないようなコンテナハウスを改造したかのような軽食屋さん。

(角煮ドリアが美味しくて、よくここに行きたがっていたけれど、お店の芳香剤の匂いがイヤだと父は嫌っていた。

パリパリ薄焼きのピザも美味しかった。)



そのどれか1つでも残っていてくれたら嬉しくて。

母の証言も加味して探した。


小さな街だから車で道を行ったり来たりして30年前の記憶をたよりに。




でもそのどれもなくて、風景が記憶に当てはまらなくて。

それでも変わらず、「やはりここだ!」と思えたもの。

この川の橋を渡る時に見える、山肌を削られた山。

当時、私達は「ケガしたお山さん」と呼んでいた。


ケガしたお山さんは30年経ってもケガしたままだった。


とにもかくにもお腹が空きました。


あればどちらかで食べたかったのにないから行き場をなくしたのです。

なんとなく角煮ドリアのお店に似ていたので通りすがりに見付けたイタリアンのお店へ。

小さな箱で、個人経営だからかかなりサービスのスピードが遅かったけど味はまぁ美味しかった。


食後のコーヒーと一緒にメレンゲサービスして下さいました。


陽が暮れる前に今日のホテルへ。

向かう途中

そこかしこに紅や黄色のリンゴの木があったり、


雲と太陽がすごく良い関係だったりして

なんだかあそこを思い出した。





ホテルに着いて、広大なホテルのお庭を探検に向かいます。

私が何をこんなにはしゃいでアピールしているのかと言えば・・・


これ採ったの。


あけびだよー


半分こして夫にあげたら食べ方分からない、食べた事ない・・・

ですって!

このシティボーイが(-з-)

(夫は東京の大田区で育ちました。

私は生まれも育ちも横浜です。

したがって横浜は県外の人が思うより全然田舎なのですよー

みんなが横浜プライド持っているわけじゃないのだw)



あとこれも。

長細いまつぼっくりと、キレイな葉っぱ。



キレイな葉っぱはこの七色の木の。



実物はもっとキレイだったよ。


かりんも沢山落ちてたけど、荷物になるので諦めて←

夕焼け。

なんかこれ見てやっぱり、って。


なんかここにいるとネパールを思い出す。

マルファとかハティバンとかの、カトマンドゥとかじゃなくてもっと素朴なとこ。




で、ここが今日の宿泊地。

私の思い出の地に一番近いホテルで、この辺にここ以外の宿泊施設はない模様・・・



陽が暮れて一気に寒くなって来たので温泉はいって温まり

晩ご飯。

このキノコご飯がすっごい美味しかったぁ―(●´ω`●)


って、他のお品は・・・?

はい、お腹減って写真撮る前にパクパク食べちゃったw


鳥刺しとか美味しかったのだけれどね・・・汗