インドラ「・・・・・・ボク、秘密なんてないもん。」
と、本猫は申しておりますが、
彼には秘密があるのですょ(-_☆)
インドラはとても頭の良いネコだ。
そして重度のマザコンでもある。
インドラは母を愛し、母もまたこの子を我が子のように可愛がる←私の立場はww?!
ご存じの方も多いとは思うが、インドラは親猫に育児放棄され瀕死の状態で実家に来た。
直後連れて行った獣医さんにいつ何があってもおかしくないと言われたこの子をここまで大きく立派な成猫にしたのは母だ。
またタヌ一族が同時期に実家に来た事もあり、5ニャンが親子で寄り添いあっているのを眺めて過ごしたインドラ。
なので本猫も、親がいない代わりに母に一番に甘えていいのは自分だと主張し、母もそれを受け入れているように見える。
私に猫番を頼む時、母は事細かに「○○にはAを、××と△△にはBを」といった感じで猫の好みを記していく。
内容は盛り沢山なのだが、インドラとジンジンはカリカリを食べないので朝も夜食も缶詰ををあげてと。
(朝・夜食はカリカリで、缶詰は晩ご飯のみ)
インドラはカリカリは自分の食べるものではないと言い張り、ジンジンはおじいちゃんなので歯が弱く食べられないからという事なのだ。
お盆に猫番に行った時、暑くてネコ達は食欲をなくしていた。
が。
朝、みんなに「カリカリ食べるー?」と聞くと、食いしん坊のひなでさえ「出しておいてくれれば後で食べるわ」って感じだったのに、
「わぁーい♪わぁーい♪あっさごはんー♪」
と、飛んで来て他猫用に出したカリカリをガツガツ食べ始めたのはインドラとジンジンだった・・・
これは一時の気まぐれではなく、前夜の夜食も、昨年の母がネパール行ってる時の猫番でもインドラとジンジンがカリカリを食べているのを確認している。
同様の証言は妹ちゃんからも母の旦那さんからも得られている。
夕方、一泊旅行から帰宅した母にマザコン2匹はすがりつく。
「おかぁたぁーん、蝶ちゃんがご飯くれなかったよーぅ。お腹が空いたよーぅ。」
って、延々訴え続ける。
「なにバカなこと言ってるの?私より沢山カリカリ食べたじゃない?」
みたいな目で見たひなにジンジンは猫パンチ喰らわせて事実の隠ぺいを試みた。。
私達の証言のもと、母はインドラにカリカリをあげてみた。
が、全く食べない。
それでも勧めると渋々食べて直後リバった、、、
それからはやはりインドラだけご飯がないのは・・・と缶詰を貰っている。
先日の展覧会の設置準備の朝、時間がない中みんながカリカリ朝ごはんを食べてくれていたが、インドラのご飯がなく母が困っていた。
母をインドラから見えないとこにやって私があげてみたけど食べず、母に「僕だけご飯がない!」と主張しに行って、結局缶詰をもらった我が儘Boy。
ネコ達の朝食が終わって、母がアトリエへ最終確認へ行っている頃、
キッチンから「カリカリ・・・ポリポリ・・・」と音がする。
誰か食いっぱぐれた子いたかな?とキッチンを覗くと・・・・
そこにはみんなの食べ残しのカリカリを片っ端から食べているインドラの姿があったΣ(=°ω°=;ノ)ノ
気配を感じたのか顔をあげ、目を合わせたインドラの顔を私は忘れない。
あんなに悪い顔をする猫を初めて見たw
そんな訳で、インドラはカリカリ食べられまっす!!!
母の前でだけ食べないのは甘えと贅沢病ですw
インドラ「ッケ!そうだよ、ボクはカリカリ食べられるさ!でも缶詰の方が断然好きなんだぃ!!悪いか?!ベェーロベロー
もしこの秘密をおかぁたんにバラしてボクの食生活の水準を下げるような事をしたヤツはいたぁーく噛みついてやるからな!」