道を尋ねていたラクスマンが戻って来た。

女性2人と一緒だ。


この方々は近くの村の方で、グンバまで行く途中だというのでご一緒する事になった。
このはなのさくやひめ

やっと正規ルートにたどり着けた。




そんな時、前方からトレッカーとガイドさんがやってきた。

彼らはアタシ達が来た道には行かず、手前で折れて下って行った。

そこは、ちゃんとした道だった・・・・



母と2人、無言で見つめ合う。

「ちゃんとした道、あんじゃん!!!!」と、心の中で互いに悪態を吐いた時、


ラ「帰りはこっちの違う道から帰ろうね♪」



ラクスマンはこういう人だ。


どや顔で、自分の手柄だとばかりにトレッカーの下りて行く道を指さした・・・




さて、アタシ達が歩む道。

何度も崖感を伝えたくてチャレンジしましたが、ここにきてやっとアタシ達が歩いて来た道の崖感を伝えられる写真が撮れましたよーぅ!
このはなのさくやひめ

こんなとこを歩いています・・・


かあさぁーん!!

咲蝶は今、ネパールにいまぁーす!ネパールは今日も崖でぇーーーーす!

水どうの、欧州リベンジ 美しき国々の人間破壊風にw



実際、かあさんはこの後方を一緒に歩いている訳なんだけどさww





登って下ってを繰り返しグンバがやっと見えてきた。
このはなのさくやひめ

後ろは雲じゃなくてヒマラヤです。





あと少し。
このはなのさくやひめ

尾根沿いをずっと歩いて、その頂きにグンバはある。





このはなのさくやひめ

吹きつけのような雪雲のせいか、この場所だけパラパラと雨が降って、

それがなにかとても神聖な気持ちにさせた。





このはなのさくやひめ

グンバの入口です。




このはなのさくやひめ

グンバから見て左、そこの村はマルファ村。




山の頂きは例により、とても風が強く・・・

珍しく疲れた顔のラクスマン。
何をしているかというと、風を避けて休憩中。



このはなのさくやひめ

朱色の建物が本堂。



まずはその向こう、タルチョはためく場所へと向かう。



このはなのさくやひめ

途中、こんなのが落ちていて、

近くには焚火の後があって、、   誰か食べたんだw




てっぺん。
このはなのさくやひめ

デジカメのチャージがない彼の為に、ちょっと良い写真が撮れたわw



風の先を激写する母。
このはなのさくやひめ


一仕事終えた母。
このはなのさくやひめ
どうしよう、ちょっとカッコイイ・・・

誰よりも男らしく見えるww





グンバの中へ、ラクスマンに入場料100ルピーずつ借金して入る。

(親子の持ち物は、デジカメとコンタクト用目薬のみw)


Kutsab Ternga Ningma Monastery


やっぱり読めないけど、これがお寺の名前。


このはなのさくやひめ
グンバの中も写真撮っていいとおっしゃって頂けた。



御読経中のお坊様達。
このはなのさくやひめ

バシバシ撮ってる白人さんもいたけど、なんだかそんな気持ちになれなくて

じっと読経を聞いていた。



そしてまた「ありがとうございます」って言うと涙が出そうになった・・・




御読経を聞き入る中で、お寺の方がお坊様達が飲まれているのと同じお茶を出して下さった。
このはなのさくやひめ

大分飲んじゃったけど、塩バター茶。


チベットの人はこのお茶を一日何十杯も飲むという。

ギウという精製バターと紅茶を撹拌させ塩を入れたモノ。


味は濃厚なミルクティに塩を入れたような感じ。

飲み慣れないはずのそれも、不思議と体の奥深くから温まり美味しく頂けた。


ラクスマンは残してたけどw






グンバを後にして、これから正規のルート下るのであります~

このはなのさくやひめ



そしてこの後、ラクスマンはこの旅最大の珍事件を起こすのであったw