ポーターさんの運ぶ荷物の量の違いが気になる・・・
このはなのさくやひめ


道端にトレッカー目当てのお土産屋さんがあった。
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またラクスマン・・・


早く行こうよ~という感じの、アタシ達のポーターさん。

このポーターさんはたまにそっと自分のケータイで景色を撮ったり、

ラクスマンのお喋りに付き合ったりしながら、大切そうにアタシ達のリュックを運んでくれた。



そしてアタシ達が遅れだすと、少し先でこうして待っていてくれる。
このはなのさくやひめ

今日は2807mから3798mまで登る。

高山病の危険がある行程だ。


なのでトレッキング中は脱水症状を起こさないように3~4lの水を飲むように言われている。

そんなに喉は乾かないんだけど、何かあってみんなに迷惑をかけるのは嫌なので、なるべくこまめに電解質を水に溶かしたものを飲むようにしていた。


ただ・・・

気付けばアタシしか水を持っていない。。


1lのペットボトルをポーターさん2人と母と、そして何故か水を持っているはずのラクスマンと分け合って飲んでいたw


母はまじょなので運動をしても喉が乾かないと言う。

嫌がる母にも無理矢理飲ませた・・・



このはなのさくやひめ

やっとジャルコットまで着いた!!


ジャルコットの村。
このはなのさくやひめ


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村は5分もなく抜けた。





このはなのさくやひめ

同じ雲でもエアースプレーで吹き付けたような雲は雪雲なんだって!



ジャルコットを過ぎると急に寒くなって来た。
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そしてまた遅れて歩くアタシ達を待っているポーターさん達。





このはなのさくやひめ

山とか不毛地帯とかがやっぱり似合う母親。



寒くても頑張る野菜たち。
このはなのさくやひめ





このはなのさくやひめ

ここから赤い建物を越えて更に奥が目的地のムクティナートです。





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途中の石の塀。


ラクスマンは「万里の長城みたいだね!!」って言っていた・・・

万里の長城、こんなだっけ?





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ムクティナートの入口に到着!!!




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1000m登って来たけど、歩いた距離は昨日より短かった。

それにポーターさんが荷物を持ってくれたお陰でとっても歩きやすかった。




余談だけどこの日はボトムはパギンスに綿入りのウィンドパンツ、

上は発熱下着にフリース、ウィンドウブレーカーを重ねた。


富士山より高いんだもの。

それでも寒いかもしれない・・・



が、しかし。

暑かった・・・・


動くと体が温まるっていうのもあるけど、お日さまが近くにあるから日向はこれでは暑くて、フリースを脱いだ(それでも暑かった)


けれど一歩日陰に入ると寒いのだ。

お日さまの有難さ、パワー、それはとても偉大だった。


この辺りの自然に関する感覚はまた改めて書きます。




ここ6時間見ていなかったカラフルな建物が見えてきた。
このはなのさくやひめ




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旗を織るご婦人。




このはなのさくやひめ

ご婦人「写真なんかより実物の方が綺麗なんだから買ってきなさいよ!」


スミマセン、標高4000mに来ているのにアタシ暑いんです・・・←デブ?





今夜の宿、マルファで泊った二ールゲストハウスの女将さんのお姉さん夫婦が経営しているSERENE GUEST HOUSE(セレーヌゲストハウス)
このはなのさくやひめ


ここでポーターさんとお別れ。

荷物を部屋に置いてもらって、「本当に本当にありがとうございました!!!」と親子で何度も言い、お約束の1000ルピーを渡そうとゴソゴソしていると

ポーターさんは「どういたしまして」と笑顔で言って部屋を出て行ってしまった。


慌てて呼び戻しお金を渡すと「ありがとうございます」とだけ言い部屋を後にし

ラクスマンにも挨拶をしてカグベニの村に帰って行った。



仕方がない事なんだけど旅行中は、何かにつけて「お金!」「お金!!」と言われる。

ヒンドゥーのお坊さんは「写真撮らせてやるから金寄越せ」とか、

路上でお金を乞う人も少なくない。


ビジネスだからポーターさんは荷物をおろしてすぐに「お金」と言っても、こちらは当たり前にしか思わないのに、

アタシやっぱりこのポーターさんのお人柄好きだっ!!!



ポーターさんが帰り母は言う。

「あの子、帰ってすぐ親にお金渡すと思うよ。親孝行だよね。」


爪の垢、分けて頂けば良かった・・・




今回のお部屋。
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スミマセン・・

目的地に着いた気の緩みから散らかしました・・・・



気の緩みはアタシだけでなく、もっと緩んでる人もいたりして、、
このはなのさくやひめ

脱ぎ捨てられたトレッキングシューズと、投げ捨てられた靴下・・・


お母さん、、もう片方の靴下はどこに投げ捨てたのかな・・・・・