公演中でない劇場のバックステージは
初めて!!
むかし大阪MBS劇場で劇団四季の
バックステージツアーをやってて
それは参加したことがあるけど。
京都劇場も四季の公演で何度も通った。
去年12月『幽☆遊☆白書』の京都公演が
記憶に新しいのかな❓
そのあとも行ってる…❓
てか、xxxHOLiCのチケット🎫が取れない‼️
諦めてないけど
この劇場はとにかく京都駅すぐで便利!
と思っていたら、
「駅構内にある劇場」だそうだ
たしかに駅ビルにある。
客席から舞台に上がります。
ドキドキです。
キャストがこうやって舞台から客席下りする
のもコロナ後は無くなってしまった
役者さんが見ている景色です
客席の天井照明もきれいですね
一番うしろの壁際から見た感じ。
ステージが広くみえる
物を吊る棒ですね、
普段はもっと高いとこにあるようですが、
見やすいように下げてくれてました。
上下させるんですが、
それを動かすのがこのワイヤー。
例えば装置が200Kgだったら
ワイヤーに同じだけの重りをかます。
この四角いブロック🧱様のはしずと呼ばれ、
漢字を訊くと「文鎮の鎮」とのこと。
一個10Kgなので200Kgだと20個使うのね。
それでバランスを取って、小さな力で
上げ下げすることが出来る。
今はワイヤーの上げ下げはほぼ電動で、
ここのような手動の劇場は
珍しくなっているそうです。
上手側にはいくつかのモニターがあり、
一番手前のモノクロ画面のが
「暗視カメラ」と呼ばれるものです。
暗転で舞台上が真っ暗になる時があります。
普通のカメラだと映らないので、
そういう時のためにこのカメラが必要。
下手の階段を下りて・・・
ステージの地下にやって来ました。
「奈落」と呼ばれる場所ですね。
大昔は
(たぶんろうそく🕯の灯りで公演してた
芝居小屋とかの頃?)
真っ暗闇だったから、
恐ろしい場所=奈落っていうんだろう。
奈落って地獄の意味。
下手上手に(あるいは逆に)舞台上で
移動するのではなく、
下手から捌けて上手から出るような場合、
この地下の通路を使います。
大急ぎにダッシュしたりするのね
上手側にワイヤーが見えます。
ということはオレンジの矢印の箇所が舞台の
床下収納庫のふたみたいな辺りです。
やはりココに何かの舞台装置や道具を乗せて上げるようですね。
ワイヤーの横にも通路があります。
舞台袖に戻って、
上手側には3.5トン積載の巨大な
エレベーターがありました。
両開きでなく上に開きます。
大道具や舞台装置などをトラックから
運び入れるためのものですが、
某グランヴィアとの共有だそうです。
単体の劇場でなく複合施設のサガですね
さて、階上の楽屋訪問と参りましょう
上がってきた。
出演者たちが舞台前後に絶対にくる場所
楽屋は9つあります。ここは一番大きな楽屋8
同行の方々がはっきり写りこむのは
NGなので、
撮るのはなかなか難しい
こんな感じですね。
備品の数もちゃんと決まっている。
ちなみに館内はフリーWi-Fi
でもパスワードは隠されてました
「化粧前」です。
明るい照明が左右にもあって
影が無いように照らして
舞台の顔を作っていくのです。
私たちが女優ライトと呼ぶやつですね。
モニターには舞台が映し出されて
進捗状況がわかる。
音声も天井のスピーカーから流れて来ます。
エアモニター(エアモニ)ですね。
隅に試着室。
でもこんなの使うかなぁ
2.5の子達とか全然平気で裸になりそう
廊下には衣装ラックかな、
たくさん並んでた。
応接室
めっちゃ大御所が使う部屋かも
給湯ポットとチン
コロナ前だとお食事とかケータリングも
入ったと思うんだけど、
今はお弁当ばっかかなぁ
かわいそうだ~~
洗濯機と乾燥機
なんでもかでも撮っている
シャワーブース
ええっと~~鈴木拡樹くんも使ったかなぁ
貴重品ロッカー
ステージの前に済ませとかないとね
えもちろん女性用トイレですよ
鈴木拡樹は使ってないはず
予定表は無記入だわ~
ゴミは分別しましょう
これ、着到板。
キャストの名前が書いてあり、
劇場入りしたらひっくり返します。
わたしのだーー
拡樹くんが触ったかもしれんと思ったけど、
どうせめっちゃアルコール除菌されとるわ
白になってる人が来ているの。
こういうのも誰かと一緒だと
名札をひっくり返しながら
「今日の舞台も元気に頑張ります」
みたいなヤラセ写真を撮れるのですが
おひとり様なもんで・・・
てか、だーれもそんなフザケタこと
なさっておられませんでしたことよ
楽屋受付
は~いつか楽屋見舞いとか行けると良いな。
どっかにコネが転がっていないものか・・・
祀ってあるのはもちろんのこと
京都の車折神社
別名「芸能神社」ですもんね。
お参りしても構わないと言って下さったので
遠慮なく
早くコロナが収束して以前のような
舞台が楽しめるようお祈りしました。
これもヤラセ写真・・・もうええて
ここどこか判ります
舞台を左右から照らす照明があるところ。
「フロント」と呼んでおられました。
フロント・ライト自体とその場所も含めて
そう言ってるみたいでした。
全部舞台のほうを向いている照明
この金網状のはキャットウォーク。
(スタッフさんの説明ではなく
私がそう解釈したもの)
このさっき見たワイヤーの上のほうにも
よく見るとキャットウォークがあるよ。
高所恐怖症だと
照明や裏方さんは難しいですね
危険なのでドアを開けたところから
覗き込んだだけですが、こんなところまで
見せてくれるとは太っ腹です
舞台に向かう階段
ここだと何も写りこまないので、役者さんが
よくSNS用の写真を撮ってるそうです。
なるほどー
公演中のSNS画像で
階段や廊下が多いのはそれか
いよいよ出番、ここから向かうのですね
ってことで一旦ステージに戻り、
客席下りして、一階席の後ろまで行きます。
一階席最後部辺り
京都劇場はどこからでも見やすくて好き
音響卓
公演中はここに音響機材が
ぎっしり置かれている。
廊下に出て、スタッフが
ナイヤガラと呼ぶ二階席への階段を上ります。
これはかなり膝と心臓に来ました
二階席最前列センター
良い席として、一階席の「とちり」と並んで
とても人気がある場所
舞台全体が見通せ見渡せるでしょう
照明を楽しむなら2階席だそうです。
照明に意味を持たせた演出だったりすると
一階席ではそれがよくわからないことも
あるからなんだって。
目を転じるとさっきドアから覗いたフロントライトが
なるほど、照明が楽しめそう。
そういえば舞台「鬼滅の刃」其の弐 絆の
蜘蛛の糸のライティング素晴らしかったな
二階席最後部のまだ上に
小部屋がありますね?
「ピンルーム」
ここから舞台上の役者に
ピンスポットを当てる
すごいね、一番後ろから届く強烈な光
当ててもらえるのは演者の誉だね
これは空調設備。
コロナで換気とか大変だろうな・・・
こういう表示のあるところへ入っていくのは
ものすごく心躍る
調光室
舞台のライティングは公演に合わせて
事前にすべてプログラミングされています。
ピンスポはその都度の操作で
演者が立ち位置を間違えたりしても
臨機応変に対応できますが
こちらはそうはいきません。
ハプニングもそりゃあったことでしょう
なぜか土足厳禁です。
なんでか訊くの忘れました。
ご存知の方ぜひ教えてほしい。
また客席に戻りました。
一番上にピンルーム
下手側が調光室・その隣センター部分に映写室
映写室の前のちょっと黒く写ってるとこが
音響卓です。
劇場内でどう聴こえるか知るために
音響さんはほぼ客席にいる。
見上げるフロント・ライト
ライト群の一番左手に黒く写っているのが
私たちが覗いてたドア
ドアがあるのが判る?
そういうところへ出入りする人がいる。
いろんなところでいろんな人が
いろんな作業をしてるんだな。
って、当たり前だけど
舞台ってやっぱり総合芸術だね
こんなふうな写真ゲネプロで見るよねぇ。
なりきりヤラセ画像撮りたかったわー
(まだ言ってる)
最後にクイズです。
京都劇場のシートの色は何色でしょうか
昇ったり降りたり、
かなりハードだったけど
ものすごく面白かった
企画してくださった京都劇場さんに
こころからの感謝を
クイズの答えは・・・京紫