わたくしがせっせと書くまでもなく、
公式さんが綺麗な画像付きで解説してくれてます
それも4/16に。いつまでも下書きのまま
放っておくからこんなことに
![アップ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/173.gif)
いやー!正直ここまで手をかけてお作り下さるとは思っていませんでした❗️
よかったね〜小狐🦊
人気ゲームとのコラボで舞台には上げないものであっても、
適当には出来ない気質というか人形への情熱を感じた。
東京はともかく、大阪の文楽劇場は予算削られたり大変なので、
これをきっかけに文楽に興味を持って下さる方が増えることを願います😊
さて、小狐丸の人形について〜
今回はかしら(頭)は「佐助」を使ったとのこと。
イチから作るにはものすごい時間がかかるから、これは仕方ないですね💦
小狐丸は赤い目をしてるんですが、文楽人形は基本黒目なので、
金箔を貼った上から赤を差し、透明感のある瞳👁を表現してるとのこと。
眉はイラストに寄せて描き直し。
牙の部分は銅板から切り出して作成😲
牙がチャームポイントと書かれていました
(小狐、おまえ、チャームポイントそこだったのか…毛艶だと思ってた😅)
文楽人形の女性は口元💋から針が出てるんですが、小狐は牙なのね。
そう、毛艶といえば、人形の髪はシャグマ毛
(ヤクって牛みたいな羊みたいな動物の尾っぽの毛)で作るんです。
小狐丸みたいなのは文楽では登場したことないので、
新たに台金から打ち出して、
白のシャグマで蓑編みをして作られたそうです。
そして小狐丸といえば、あのキツネ色の戦闘服なんですが、
文楽人形では鬱金色の衣装は使用されておらず、
布は新たに染め、水衣に仕立てた。
水衣は能から文楽に移された衣装で、
勧進帳の弁慶や義経、小鍛冶の老翁が着ているやつなんだって。
(私、水衣って名前知らなかった)
防具は皮ではなく、繻子(アンティークの帯によくある布地よね)
を使って質感の違いを表現。
胸元の梵天(ポンポン可愛い❤️)や腰回りの房は
組紐を結い合わせて一から製作。
草鞋も一から編んで仕上げている😲すごいな!
人形に衣装を着付けるのは「人形拵え」というんだけど、
小狐は吉田玉助さんが担当されました。
玉助さんって、あのめちゃ動いてた🕺稲荷明神の主遣いの方ね。
ふつうは主遣いがその人形の着付けをするけど、
小狐は舞台には出ないから玉助さんがやって下さったんでしょうね。
文楽人形は胴体に人の手が入りますから、
肩板と腰輪があるだけで、中は空洞なんです。
そこに丸胴って肉じゅばんみたいなのでベースを作って、
衣装を着せるんですね。
小狐の戦闘服は片肌脱ぎのちょっとセクシーなものなんですけど、
バストトップは見せていません。
でも乳首ちゃんとありましたよ😆