松竹座七月大歌舞伎~昼の部 | 咲也の着物でごちそう様~~

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七月大歌舞伎、いよいよ今日が楽ですね!

例によって生半可で偉そうなこと書いてますが許されて~~お願い

 

船乗り込みから大阪の夏が始まる気がする~。

今年は高麗屋のダブル襲名とあって、

悩んだ末、結局昼夜行きました爆  笑

 

 

 

舞台写真、必ずチェックするけど、

買ったことない滝汗

 

 

 

例年七月は関西・歌舞伎を愛する会の公演なので

いつものようにロビーにいらっしゃいました。

(今年は違うような話も聞いたのですが、公演チラシに

ちゃんと関西歌舞伎を愛する会第27回と書かれていました)

 

 

 

 

高麗屋の紋かっこ四つ花菱かっこ

白鸚・幸四郎の紋かっこ浮線蝶かっこ

デザインされた祝幕。

 

先の歌舞伎座と同じく草間彌生サンの

やつかと思ったら、山崎製パン食パンやった

 

 

~~まず昼の部~~

 

ふんわりウイング廓三番叟

孝太郎と壱太郎の華やかな舞踊

幕開けにぴったりラブラブ

あふれる色彩の美しさキラキラを見るだけでも

あぁやっぱ歌舞伎いいなぁって思うゆめみる宝石

 

 

ふんわりウイング車引

菅原伝授手習鑑の三段目

黒い衣装のふたりは梅王丸と桜丸。

贋治郎はんが達者でした。

 

 

ふんわりウイング河内山

これはね~正直大した話ではないねん。

ザックリ言うと金目当ての正体バレた話。

 

見破られても悠々と

「ばーかめッ!」と言って引き上げる。

ただもう、そのセリフだけの為に

長々と展開するわけ滝汗

 

しかしながら、河内山の人格を演れるのは

なかなか居ない!で、白鸚さんなのね。

でも途中ちょっと意識飛びましたあせる

 

 

 

 

 

ふんわりウイング勧進帳

もうアナタビックリマーク

新幸四郎の弁慶と仁左衛門丈の富樫とあれば

観ないわけにはいかないビックリマーク

 

 

幸四郎は力いっぱい

気迫の弁慶でしたねー

いや、観ていて本当に気持ちがいいキラキラ

 

やけど、やっぱ舞台締めてたのは仁左さまやった。

 

弁慶は力業で押し切れる部分がある。

主を守ろうとする弁慶に心打たれ、

義経主従と解っていながら関所を通す富樫は、

当然お咎めは免れないから、

自分の命と引き換えに通すわけやん滝汗

 

その心中や如何に。

はッと短い気合の言葉とともに舞台を去る富樫たるや、もう。

惚れる以外の何ものでもないラブ

 

 

んで、静かで動きのない義経ね、

これ私、昔海老蔵の弁慶・藤十郎はんの義経で

観たときのこと思い出したよービックリマーク

 

今回の義経は仁左衛門の息子の

孝太郎だったんだけど、何やろなー

この方、町方の女房役とかすごく良くて。

あぁ、海老蔵とやった油地獄お吉も

めちゃ良かったキラキラ

 

でも~義経はまだ早いかも。

孝太郎、ブログに松竹座の事書いてた。

 

皆さまの熱気を頂戴してこんなに幸せな気分久しぶりかも

 

博多座とかだと「ちゃんと拝見しなければ」

みたいな少し硬い真面目な空気感が、

 

関西の夏のお芝居は、

「見に来たよ!頑張って!応援してるよ!」

みたいな空気

 

こんな事言っちゃダメじゃーーんアセアセ

博多の人に失礼やないか!義経の器やないね、まだ。

父親ベタ褒めで息子にちょこっとダメ出しチュー

夜の部に行こか~