1年生の夏休みに入った。


友達も多く出来たし、先生とも仲良くなれた。

成績は・・・・・まぁ、いいじゃないかw


相変わらず「数学」はあんまりできなくて水鏡先生にも悪い気がしていた・・・・・

そして1年生1学期の通知表が香山先生から返された。





どんな感じだろう・・・・・?




ドキドキ・・・・・・・・・・・




ドキドキ・・・・・・・・・・・・













(Одо) 3が多い!!







「3が多いな・・・・・ 2学期からは頑張れよ!」





香山先生にそういわれた。

当時、成績表に3が多いことは致命的だった。

みんな4が多かったし・・・・・








「成績、どうだった?」





そう俺に聞いてきたのは、同じクラスの新輝だった。

新輝とは私立中に入ってからの友達で同じ野球部ということもあって仲が良かった。

そして、俺と違って数学の成績が良かった。






「全然ダメだったよ・・・・・・」



「俺もダメだった。 数学自信あったんだけど4だった。」











ふと、俺の通知表の数学の欄を見てみた。




3で並ぶ通知表の中に、


数学の部分にひときわ目立っての文字があった。







数学が得意な新輝と同じ評価なんて驚いた。

このときは水鏡先生に感謝したw

水鏡先生の補習が始まった。



いくつか不満はあった。

正直、僕より数学ができない子は他にもたくさんいる。


それなのに僕は名指しで水鏡先生に呼ばれ木曜日の放課後は職員室で一緒に補習だった。

まぁ、美人の先生だったから少しは嬉しかったけどねw




補習になっても水鏡先生の態度は変わらなかったし真剣だった。

日に日に水鏡先生とは仲良くなっていった。




そして1学期が終わる頃には、水鏡先生のことがだいぶ分かってきた。




まず、水鏡先生は底なしの美人だということ。

前にも書いたとおり「本当の美人」だった。

背は普通くらいだけど顔は整ってたし和服が似合いそうな美人だった。



年は絶対に教えてくれなかったw でも、20代ってことくらいは分かったけど・・・・・

結婚はしていないらしい。 でも、彼氏はいるよな・・・と思っていた。


家は意外にも僕の家から自転車で15分くらいのところだった。

その日、家に帰ったらいろいろなことを母親と話した。

担任の香山先生のことや友達のことなど。

友達と言っても1日目だと言うこともあって

あまり知らなかったけど・・・・・





1ヶ月が過ぎ5月になった。




周りの人間にも慣れてきて楽しい学校生活が流れていた。

部活動は野球部に入った。

顧問の高下先生は若い男の先生だった。

過去に甲子園にも行ったことがあるらしい先生。





野球経験者とは言え、もちろんのことだが僕にレギュラーの座は周ってこないw

1年目は球拾いで部活を頑張った。





僕は数学が苦手だった。




小学校のときも算数が苦手だった。

水鏡先生の授業は分かりやすかったけどそれでも苦手だった。




5月の終わりごろ、はじめての中間テストで悪い点をとった。

5教科の平均点は悪くなかったが数学が酷く悪かった。



そしてその日の放課後、水鏡先生に呼び出された・・・・・




そして・・・・・






「新輝。 これから、毎週木曜日は放課後


私のところに来て。


苦手なところを潰していこう!」









入学して2ヶ月で僕は

水鏡先生の補習対象者となってしまった。

そしてこれが僕と水鏡先生を近づけることになる

最初のきっかけとなってしまった・・・・・









驚きの言葉をかけられ僕は

「あ・・・・・はい・・・・・」としかいえなかった。



女の人は教卓についた。

さっきの言葉を聞いてから僕はおしとやかな和服美人

印象が崩れていた・・・・・




「一年間君達に数学を教える水鏡といいます。
よろしくお願いしますね!!!!!」





さっきのセリフとは違い・・・・・まともだ!!!!!

さっきのセリフがなきゃ一目惚れしてたかもしれない・・・・・



「1時間目だし質問タイムとかにしようかな? 

何か聞きたいことがあったら遠慮なくどうぞ!!!」






「年は何才なんですか?」



知らない子(あとで知ることになるが川崎君)が水鏡先生に質問した。



「年はあんまり教えたくないんだよね・・・・・

最近、大学卒業したばっかりだよ!!!!!」






そう。水鏡先生は見た目がすごく若かった。

制服を着れば女子高生にも見える・・・・・と言えば言い過ぎかもしれないけどそれくらい若くて綺麗な人だった。

学校の先生では間違いなくマドンナてき存在だろうとそのとき思っていた。







「部活は何をしているんですか?」


また知らない子(あとで知ることになるが木崎さん)が質問した。



「部活は女子バスケ部の顧問!!!!!

 こうみえても昔はバスケしてたんだよ。」




数々の質問を終えて授業は終わった。

一目惚れはあるセリフのせいでしなかったけど、第一印象はとてもよかった!!!!!




これが、数学女教師と僕の過ごした最初の1時間である。






S中には自転車通学で学校1日目は

知り合いも数人いたので楽しくやれた。

授業はなかったが担任の香山先生が決まった。

男の先生で国語を僕達に教えてくれる先生だった(ちなみに、2年たった現在も在籍中です。)



2日目は身体測定や視力検査があった。

僕は小学校のときから授業中だけ眼鏡をかけている。

身長は割りと小柄で体重も軽いほうだ。




そして、授業は3日目からはじまった。

最初にはじまった授業は香山先生の国語であった。

授業といっても自己紹介だけだが・・・・・・・・・




2時間目は数学だった。





授業時間開始とともにいきなりドアが開いた・・・・・・

そして 

すごく綺麗な女の人が入ってきた。


いや、「綺麗」じゃなくて「美しい」が正しいのかもしれないけど・・・・・


周りとは違うオーラがでている感じで、

初対面なのに近づきにくかった。

周りの男子や女子も「綺麗」と

感じているみたいですごく静かだった・・・・・





何でこんな綺麗な人が


こんなところにいるんだろう?




そう、思ってしまった。見とれてしまった・・・・・

しかしそんな静寂な空気を綺麗な女の人は

予想外の言葉でかき消した。



そして僕のほうをいきなり指差して言った。




「あ、君カッコイイねえ♪」



これが、僕の人生を変えたとも言える

数学女教師との最初の出会いであった。





はじめまして。僕は今、中学3年生です。 

受験も間近に迫っています。



僕は以前までどこにでもいる普通の学生でした。

普通に友達と遊んで勉強して・・・

そう.普通の子とどこも変わらない人間だったと思います・・・・・


しかし、僕の人生はある人と出会ってしまって突然変わりました。

そう。あの時あの人に出会わなければ

今のようにはなってなかっただろう・・・・・・



そんなブログです。過去の話になります・・・・・・・・・・・・・






2004年、4月。 僕は四国の田舎にある私立中へ行くことになりました。

僕は生まれてから転校もなくずっと、四国にいます。


そして、2004年3月の受験に合格してS中と言う

私立中学校に入学することになりました。

当時、小6だった僕は私立中での

いろんな人との新たな出会いに期待してました。





でも・・・・まさかこのとき、自分の人生をここまで動かされた

出会いがあるとは・・・・・予想もしてなかった・・・・・