こんにちは。
大阪市内の初心者さん向け
「いけばな(未生流)&プリザ教室」
おがわです。
七夕
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/08/sakuya-osaka/61/80/j/o0405040015459475708.jpg?caw=800)
今回は、夏の風物詩である
七夕についてお話しします。
七夕は、日本の伝統行事の一つで
五節句の一つでもあります。
旧暦の七夕は
今年は8月10日になっています。
五節句とは?
五節句とは、古代中国から伝わった
季節の変わり目を祝う
重要な節目の日のことを指します。
それぞれの日には
特別な行事や習慣があり
季節の移り変わりを楽しむとともに
無事を祈る機会でもあります。
五節句には以下の五つの日が
含まれます。
人日(じんじつ) - 1月7日
上巳(じょうし) - 3月3日
端午(たんご) - 5月5日
七夕(たなばた) - 7月7日
重陽(ちょうよう) - 9月9日
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150707/07/sakuya-osaka/78/7a/j/o0400030013358783239.jpg?caw=800)
七夕の由来
七夕の起源は、
中国の「乞巧奠(きっこうでん)」
という行事にさかのぼります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/09/sakuya-osaka/42/a9/j/o0400030015459494100.jpg?caw=800)
織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が
一年に一度、天の川を渡って
会うことができるという
伝説に基づいています。
この伝説は日本に伝わって
独自の文化として根付いていきました。
日本では、短冊に願い事を書いて
笹の葉に飾る風習があります。
これによって
願いが天に届くとされています。
笹竹や五色の短冊の登場は
江戸時代からです。
短冊の色の意味
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/09/sakuya-osaka/2c/09/j/o0400030515459494048.jpg?caw=800)
七夕の短冊には五つの色があり
それぞれに意味があります。
この五色は
「五行説(ごぎょうせつ)」に
基づいており
古代中国の哲学からきています。
青(緑) - 木を表し、成長や健康を願います。
赤 - 火を表し、感謝や礼儀を意味します。
黄 - 土を表し、信頼や安定を願います。
白 - 金を表し、正義や純粋さを意味します。
黒(紫) - 水を表し、学問や知恵を願います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/09/sakuya-osaka/3f/d9/j/o0400026715459497279.jpg?caw=800)
短冊に願い事を書くことで
自分の願いが具現化されると
信じられています。
私の住む商店街や近所のスーパーでも
笹と短冊が置いてあります。
子供たちが書いているようです。
いけばなと七夕
未生流の「七夕の花」は
体に「キキョウ」
用に「カルカヤ」
留に「オミナエシ」を使います。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230704/09/sakuya-osaka/c3/29/j/o0221040015307959485.jpg?caw=800)
(未生流会館での七夕の花)
↓ キキョウ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230627/09/sakuya-osaka/cd/ce/j/o0400026715304971915.jpg?caw=800)
↓ オミナエシ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230704/08/sakuya-osaka/de/81/j/o0400026615307955393.jpg?caw=800)
私の近所の花屋さんでは
「カルカヤ」を
仕入れて下さるところがありません。
家元の研究会などで
機会があればいけるという
感じなので残念です。
夏の花を使ってお家に飾っても
季節感を感じさせ、
心を和ませてくれます。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240705/09/sakuya-osaka/8e/4a/j/o0400030015459498571.jpg?caw=800)
笹飾りの竹は「まっすぐ育つ」
ことから邪気を祓う植物。
流派によっては
竹をお使いになるところも
あるかもしれませんね。
笹竹は、青いのは1日ぐらいです。
青いままに保つのは
難しいので、そういう性質だと
思って使いましょう。
七夕の飾りと一緒に
お花を飾ることで、
より一層、雰囲気を
楽しむことができるでしょう。
素敵な七夕をお過ごしください
→教室のご案内(講習料など)
最後までご覧になっていただき
ありがとうございました。
今日も素敵な1日を
お過ごしください。
(未生流のお稽古日)
近鉄文化サロン上本町(月1もしくは月2回)
第1・3火曜日 13:30~16:30
電話06-6775-3545(代)
近鉄文化サロン阿倍野(月4回)
(~花と色と香りに親しんで~)
金曜日(16:00~20:00)
土曜日(13:00~20:00)
06-6625-1771(代)
玉造教室
水曜日・木曜日(月1~3回予約制)
(いけばな6回完結コースあり)
プリザとカラーセラピーは
プライベートレッスン(2名まで)で予約制です。
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