【五節句】七夕の節供 | 大阪市内 初心者さん向けの生け花&プリザ教室 ~さくや~

大阪市内 初心者さん向けの生け花&プリザ教室 ~さくや~

天王寺・上本町で初心者さん向けの生け花(未生流)、色彩心理を使ったプリザ、また、玉造では、センセーションカラーセラピーやセラピスト養成、プリザの講座をしています。


生活の中に季節や暦、香りと色の力を取り入れましょう。



こんにちは。
大阪市内の初心者さん向け
「いけばな(未生流)&プリザ教室」
おがわです。


七夕





今回は、夏の風物詩である
七夕についてお話しします。
七夕は、日本の伝統行事の一つで
五節句の一つでもあります。


旧暦の七夕は
今年は8月10日になっています。


五節句とは?


節句とは、古代中国から伝わった
季節の変わり目を祝う
重要な節目の日のことを指します。


それぞれの日には
特別な行事や習慣があり
季節の移り変わりを楽しむとともに
無事を祈る機会でもあります。
五節句には以下の五つの日が
含まれます。


人日(じんじつ) - 1月7日
上巳(じょうし) - 3月3日
端午(たんご) - 5月5日
七夕(たなばた) - 7月7日
重陽(ちょうよう) - 9月9日





七夕の由来

夕の起源は、
中国の「乞巧奠(きっこうでん)」
という行事にさかのぼります。




織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が
一年に一度、天の川を渡って
会うことができるという
伝説に基づいています。



この伝説は日本に伝わって
独自の文化として根付いていきました。



日本では、短冊に願い事を書いて
笹の葉に飾る風習があります。
これによって
願いが天に届くとされています。
笹竹や五色の短冊の登場は
江戸時代からです。


短冊の色の意味





夕の短冊には五つの色があり
それぞれに意味があります。
この五色は
「五行説(ごぎょうせつ)」
基づいており
古代中国の哲学からきています。


青(緑) - 木を表し、成長や健康を願います。

- 火を表し、感謝や礼儀を意味します。

- 土を表し、信頼や安定を願います。

- 金を表し、正義や純粋さを意味します。

黒(紫) - 水を表し、学問や知恵を願います。





短冊に願い事を書くことで
自分の願いが具現化されると
信じられています。


私の住む商店街や近所のスーパーでも
笹と短冊が置いてあります。
子供たちが書いているようです。


いけばなと七夕


生流の「七夕の花」は
体に「キキョウ」
用に「カルカヤ」
留に「オミナエシ」を使います。



(未生流会館での七夕の花)


↓ キキョウ




↓ オミナエシ





私の近所の花屋さんでは
「カルカヤ」を
仕入れて下さるところがありません。
家元の研究会などで
機会があればいけるという
感じなので残念です。


夏の花を使ってお家に飾っても
季節感を感じさせ、
心を和ませてくれます。





笹飾りの竹は「まっすぐ育つ」
ことから邪気を祓う植物。
流派によっては
竹をお使いになるところも
あるかもしれませんね。



笹竹は、青いのは1日ぐらいです。
青いままに保つのは
難しいので、そういう性質だと
思って使いましょう。



七夕の飾りと一緒に
お花を飾ることで、
より一層、雰囲気を
楽しむことができるでしょう。



素敵な七夕をお過ごしください



教室のご案内(講習料など)

最後までご覧になっていただき
ありがとうございました。
今日も素敵な1日を
お過ごしください。

(未生流のお稽古日)
近鉄文化サロン上本町(月1もしくは月2回)
第1・3火曜日 13:30~16:30
電話06-6775-3545(代)

近鉄文化サロン阿倍野(月4回)
(~花と色と香りに親しんで~)
金曜日(16:00~20:00)
土曜日(13:00~20:00)
06-6625-1771(代)

玉造教室
水曜日・木曜日(月1~3回予約制)
(いけばな6回完結コースあり)
プリザとカラーセラピーは
プライベートレッスン(2名まで)で予約制です。
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