【暦】夏の雨の名前をご紹介 | 大阪市内 初心者さん向けの生け花&プリザ教室 ~さくや~

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天王寺・上本町で初心者さん向けの生け花(未生流)、色彩心理を使ったプリザ、また、玉造では、センセーションカラーセラピーやセラピスト養成、プリザの講座をしています。


生活の中に季節や暦、香りと色の力を取り入れましょう。



こんにちは。
大阪市内の初心者さん向け
「いけばな(未生流)&プリザ教室」
おがわです。



昨日は猛暑の大阪でした。
雨がやんだと思ったら
暑いですね。。。
水分補給を忘れないように
しましょう。


夏の雨の名前





雨の日が続くと
鬱陶しい気持ちになりがちです。



梅雨の時期なので雨が降るのは
仕方ないのですが
被害の出るような雨は
降らないで欲しいものです。



日本では、梅雨から真夏までの
夏の雨を表すのに
素敵で美しい名前がたくさんあります。



それぞれの名前が
独特の風情を持って
日本の季節感を豊かにしています。
今回は、夏の雨の名前を
ご紹介します。



青時雨(あおしぐれ




の雨の一つ。
青々とした葉や草木が
雨に濡れる様子を表現しています。



晩秋から初冬にかけて
断続的に降る小雨を
「時雨(しぐれ)」と言います。
冬の季語ですね。



その「時雨(しぐれ)」に
「青」がつくと、
意味が大きく変わって
木々の青葉についた雨が
ぱらぱら落ちることをいいます。
青時雨は夏の季語にもなっています。







五月雨(さみだれ)

 


5月(旧暦で現在の6月頃)に
降る雨のことを指します。
この時期の雨は、しとしとと
降り続くことが多く
植物にとって恵みの雨でもあります。


夏の雨が降ることで
自然は一層生き生きとします。
雨に濡れた花々は美しさを増し
見る人の心を癒すでしょう。


「五月雨」は夏の季語でもあります。



麦雨(ばくう)




の収穫期に降る雨のことです。
ちょうど梅雨の時期と重なるため
このように呼ばれます。



緑雨(りょくう)





々の緑が一層鮮やかになるような
しっとりとした雨。



夕立(ゆうだち)




方に突然降り出し
短時間で止む激しい雨です。
夏の夕方にはよく見られます。
雷をともなうこともあります。
この頃はゲリラ雷雨の時もあり
情緒に欠ける気がします。


昔は夕立の後は涼しさが感じられて
少し暑さが和らいだものです。



白雨(はくう)




然降り出し、短時間で止む
激しい雨のことを言います。
特に晴れているときに降る雨を
こう呼びます。
目の前が白く見えるほど
激しく降る雨のことです。



黒雨(こくう)




を黒くするような大雨を
「黒雨」といいます。



雨を降らせる雲が
黒っぽく見えて空も暗くて
黒く見えるために
黒雨というようになったようです。
夏にときおり降る雨のことです。



驟雨(しゅうう)




に降り出して、
すぐにやむ夏の雨で
「にわか雨」「通り雨」
文語的表現です。
漢字が難しいですね。



災害級の大雨やゲリラ豪雨の
ような雨は困りますが
日本の夏の雨には、
古くからの風情と美しい自然の
豊かな情景が広がっています。



そんな夏の名前の美しさや
自然の恵みを感じることで
鬱陶しく思われる雨も身近に感じ
季節の移ろいを楽しみましょう。



優しい雨音の時は
その雨音をBGMにしてみたり
雨がやんだ後に
濡れた花や葉を眺めても
新しい発見をするかもしれません。






夏の雨がもたらす風情を楽しみながら
心豊かなひとときを
過ごしてみてはいかがでしょうか。





最後までご覧になっていただき
ありがとうございました。
今日も素敵な1日を
お過ごしください。


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(~花と色と香りに親しんで~)
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