七十二候【菖蒲華(あやめはなさく) | 大阪市内 初心者さん向けの生け花&プリザ教室 ~さくや~

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天王寺・上本町で初心者さん向けの生け花(未生流)、色彩心理を使ったプリザ、また、玉造では、センセーションカラーセラピーやセラピスト養成、プリザの講座をしています。


生活の中に季節や暦、香りと色の力を取り入れましょう。



こんにちは。
大阪市内の初心者さん向け
「いけばな(未生流)&プリザ教室」
おがわです。


【七十二候】菖蒲華(あやめはなさく)




今年の6月26日は七十二候では、
【菖蒲華(あやめはなさく)】



あやめの花が咲く頃。


平安時代は、葉菖蒲を
あやめに似てることから
「あやめ草」と呼んでいました。



あやめは、5月に咲くお花
なので、ここでいう菖蒲(あやめ)は
花しょうぶのことかもしれません。



↓あやめ(乾いた土に生える)









あなたは、「あやめ」と
「花しょうぶ」の
区別がつきますか?




↓花しょうぶ
(湿地に生える)





↓ かきつばた(水辺に生える)




自生する場所で見分けがつくと
思いますが、花屋さんで見るとき、
花材として教室で見るときは
自生をする場所を
見ることができません。



そんな時は以下のことをヒントに
なさって下さい。


【アヤメ】
花弁の根元が白と黄色、網目模様がある


【ハナショウブ】
花弁の根元が白と黄色、模様なし


【カキツバタ】
花弁の根元が白一色で模様なし



「いけばな」をなさっている方は
実際に「あやめ」や「花しょうぶ」
「かきつばた」を見たり、
いけたりなさったことが
あるかもしれませんね。



「あやめ」は、私の住む大阪市内では
お稽古花に登場しなくなりました。
支部の研究会でもいけていません。
本当に長い間、見てないのが
残念です。



「花しょうぶ」は、お稽古花として
いけることができますし
お花屋さんに登場するお花です。



「かきつばた」は、
お花屋さんに注文すると
まだ入ってくる花材です。
ただし、高価になってきています。



この時期に咲くのは、
「あやめ」というより
「花しょうぶ」なので、
ここでいう「菖蒲(あやめ)」は
「花しょうぶ」のことかもしれません。



あやめは、5月頃に咲きます。
あやめの花弁の基部は、
紫と黄色の網目模様です。




実際に、花を見て、触って
いけていただくと
「花しょうぶ」と「あやめ」の
違いがハッキリとわかるようになると
思います。



現在は、入荷しにくいので
花材ブックや写真、
ネット検索などで
違いを見ていただかないと
いけないのが残念です。
(私の住む地域だけかも。。。)



季節の花を愛でながら生ける。



少しずつ 昔にお稽古花で
入っていたものが
入りにくくなっているのが
現状です。



需要と供給の関係なのか
自然が壊されていっているからなのか
詳しくはわかりませんが
季節がきたら いけていた花材を
見ることができなくなってきたのは
残念ですね。



それでもお花に向かうときは
忙しい日常を忘れ、
少しだけ優雅な時間を過ごすことが
できます。



「ゆったりした時間」が
流れてくるように思います。



最後までご覧になっていただき
ありがとうございました。
今日も素敵な1日を
お過ごしください。



教室のご案内(講習料など)


(未生流のお稽古日)
近鉄文化サロン上本町(月1もしくは月2回)
第1・3火曜日 13:30~16:30
電話06-6775-3545(代)

近鉄文化サロン阿倍野(月4回)
(~花と色と香りに親しんで~)
金曜日(16:00~20:00)
土曜日(13:00~20:00)
06-6625-1771(代)

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