こんにちは。
大阪市内「花と香りとカラーセラピー教室」おがわです。
金木犀(キンモクセイ)の香りがする道を歩くと
秋だなーとカラダ全体で感じます。
「秋の香り」の1つですね。
本日も続いて「お花の中の伝統色」のお話です。
日本の伝統色には、植物や動物、自然現象から
とられたものが多くあります。
なんと千種類以上あると言われているんです。
私たちのまわりに伝統色がいっぱいです。
いけばなで使うお花も伝統の色の由来に
なっています。
【竜胆色(りんどういろ)】

(パソコン環境により見える色が違います。日本の伝統色さんより)
↓リンドウ

リンドウ科で原産地は日本です。
日本の秋の山野草を代表する植物の1つ。
漢字で「竜胆(りゅうたん」と書きますが
これは、薬用にする根が、漢方の「熊胆(ゆうたん)」
以上に苦いためだとされています。
熊の胆(い)よりも苦いから竜(りゅう)の胆
のようだと「竜胆(りんどう)」となったそうです。
リンドウをいけばなで格花に。。。。

リンドウを使って盛花に。。。

伝統的なスタイルにも
カジュアルにも楽しめる秋のお花です。
前回の紫苑(シオン)と違って
どこの花屋さんにもおいていますので、
購入しやすいお花です。
「秋色をいけたいとき」、「秋を感じたいとき」に
伝統色の1つ「竜胆色(りんどういろ)」を
お部屋に飾ってみてはいかがでしょうか?
季節の彩りは、あなたの中の感性を高めます。
いつもと違う目線で「リンドウ」を見れるかも
しれませんね。
リンドウが苦手なあなたもリンドウを愛しく
感じるかもしれません。
清少納言も枕草子の67段でリンドウのことを
語っています。
「竜胆(りんどう)は枝の張り具合などが
むさくるしいが、他の花々がみんな霜にやられて
枯れてしまった中で、非常に派手な色彩で
顔を覗かせている様子は、非常に趣きがある」
けなげに長持ちするお花に
心をうたれたんでしょうか?
清少納言もリンドウを触って、見て、
心に感じ、執筆したのでしょうね。
あなたもリンドウを実際に触れて
目で見て、何かを感じとって下さい。
あなたの秋を見つけて下さいね。
長い記事を読んでいただきありがとうございました。
(未生流のお稽古日)
近鉄文化サロン上本町(月1もしくは月2回)
第1・3火曜日 13:30~16:30
電話06-6775-3545(代)
近鉄文化サロン阿倍野(月4回)
(~花と色と香りに親しんで~)
金曜日(16:00~21:00)
土曜日(13:00~20:00)
06-6625-1771(代)
玉造教室
木曜日(月1~3回予約制)
プリザ・カラーセラピーは予約制です。
木曜日以外の生け花は、ご相談下さい。予約制となります。
お問い合わせフォーム
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