今いるウィーンの門下は
音楽は哲学とは違うんだ!
考えない!

 弾くんだ。

 Arbeit

!働け!
兎に角休むな!

ピアノを弾くことはコンピューターのプログラミングと同じ!

という感じなのですが(先生の名言集より抜粋)

パリ時代の門下は

日本人は働きすぎなんだ!

兎に角 遊べ!

休め! 練習しないで

その前のウィーンの門下は

ピアノを弾くだけではなく
散歩などをし、四季を感じること!

聖書を読むこと

などと

かなり環境で先生の言うことが違かった。

パリに留学し始めた頃は友達も少なくて

休日には debussy や ravel の音楽を聴きながら
モネの睡蓮をぼーっと観たり

高校生の寮生活の時はテレビを部屋に入れていなかったから フランス ドイツ 文学 
ギリシャ哲学  谷崎・三島 一日一冊くらいのペースで 沢山本を読んでいて、それが娯楽だった。

母にはパリでプラトン読んでいたらおかしくなるからやめなさいと止められた笑
自問自答…笑い泣き笑い泣き

今はスポーツ観戦とかもする変わりよう。
パリの友達は斜に構えていたから
そういう類はバカにしていた…!


全然すぐ内容忘れるし 詳しくはないのだが
文学や絵画を鑑賞するのが大好きだ。

今は皆 学校で ラフマニノフやショスタコーヴィッチなど 大曲と呼ばれるものをトコトン弾いている環境にいるのだが
逆にそのなかで静かに詩を読むように 

色 情感 空気 を表現する 
繊細な細かい部分を大切にしたい。
引きの沈黙や 秘められた情熱のような部分を表現したいなと考えている。。。


段々と漸く自分のやりたい方向が見えてきた感じがする。

身体を壊したからこそ色々わかってきた部分があるのかも。

自分に何が出来て 得意で 何が不得意か…

まだまだ未熟なので、舞台に立つと
興奮しすぎて?押せ押せで弾いてしまいますが…

ピアノ人生を通して今後何を弾きたいかがなんとなーく少しだけみえてきたかもしれない。

あとどのような人間になりたいかも。

放蕩(根は真面目だから大丈夫)
も嫌だし 息の詰まる鉛色の兵隊のような生活も嫌だ…

まっしろ(まっすぐ)で高潔な人間を目指したい…

小学低学年の男子生徒の感性で申し訳ない。笑い泣き