先日、お誘いいただきウィーン郊外の老人ホームにて大学のピアニスト数人で演奏させていただきました。
数日前にいただいたお話だったのですが
とても個性的な音のする楽器で、楽しく弾く事が出来ました。
この様なボランティア活動は最近ずっと興味があったので、思いがけず機会をいただき嬉しかったです。
昼のまろやかな日差しのなかで和やかな雰囲気のコンサートでした。
演奏後に沢山の方とお話する機会があったのですが、その時交わした握手があたたかく、とても印象的でした。
ドイツ語で司会が入り、自分で曲目や自己紹介をしたりいつもの型にはめた演奏会のスタイルとは違う、タイミングや空気を読んで盛り上げて楽しむ雰囲気は温かくて楽しかったです。
scriabin poem op.32
3 prelude op.35
また、同じ音大で学ぶ人達の演奏が素晴らしくて刺激になりました。
沢山の事を犠牲にしながら、"本気"で
音楽を探求する姿勢は自然と演奏を聴く事によって伝わります。
皆それぞれ、心から音楽に本気で打ち込んでいる事を感じ、心を強く打たれました。
また、その様な人達が周りにいるだけで何か励まされるような、大切な戦友の様な
感情が勝手に芽生えました笑。
演奏会後は皆でテラスでビール!!
(((o(*゚▽゚*)o)))
(私はソーダでしたが)
演奏後の乾杯は格別です





ウィーンにも漸く春が訪れました。