朝御飯を食べ終えて部屋に戻ると、雅紀が今日のスケジュールを発表しました。
「今日はねぇ……ホテルのお隣にある水族館に行きます!」雅紀
「おたかなたんのおうち?
」
緋色「あー、水族館にはお魚さん たくさん居るもんね。だからお家なのかな?」雅紀
「ぱぱぁ
ぺんぺん
いりゅ?ぷにぷに いりゅ?くねくね いりゅ?」
翡翠「ペンギンさん居るか……え"?ぷにぷに??くねくね?」雅紀
「あの、それ多分ナマコさんとチンアナゴさんだと思います(笑)」若雅紀
緋色と翡翠は雅紀の足に絡みつくようにしてぴょこぴょこしています。
ふたりは以前、翔(若い翔)と雅紀(若い雅紀)に水族館へ連れて行ってもらった事があります。だからそれを覚えていたのでしょう。
「あー!翔くんが踊ってたあれか!くねくねチンアナゴさん
」
雅紀「わーすーれーろぉ~
……あれは……頼むから忘れて下さい///」
若翔
緋色と翡翠にせがまれて翔(若い翔)が一緒にくねくねチンアナゴダンスをした映像は、カフェの皆が保存版にしています(笑)
翔(若い翔)がむうっと口を尖らせて雅紀(若い雅紀)を上目遣いに睨んでいますが、睨まれている当人はその姿すら可愛いという顔をして翔(若い翔)の頭を撫でています。
「ゴメンね翔。だってあの時のくねくねダンス姿、すっごく可愛かったんだもん。だからみんなに見せびらかしたかったんだ。俺の翔はこんなにも可愛いでしょ?って」若雅紀
「うぅ…/// ばかぁ~///」若翔
雅紀(若い雅紀)と居るときの翔(若い翔)はとびきりに可愛さが増してしまうようですね(笑)