眠りにつくサンシャイン 地球の裏で ジリジリと音をたてている
昨日の高松では中心部をレンタサイクル。市が運営していて6時間100円、それ以上でも24時間以内なら追加100円とかなりお得。定期的なレンタサイクルもあり、観光だけでなく市民の移動手段としてちゃんと成立してると思われる。
早速うどん屋巡りスタート。やってるか売り切れてるか一か八かで行った最初の店。並んだらお店の人が出てきてちょうど玉切れの非情宣告…。以前にもチャレンジしたが失敗していて、これで2連敗。
気を取り直してここから2軒。安いし美味いし、特に2軒目は冷かけの出汁が最強。郊外に本店があり以前そちらで食べた冷かけが忘れられず、今回は市街地の店舗。これこそバケツいっぱい飲み干したい出汁。
休憩がてら商店街を歩くと、なにやら雰囲気のよさげな茶道具屋を発見。しかも出物が大量に並べられている。細かい道具も所狭しと積み上がっていて、妻を放置してわくわくしながらしばし物色。値段も吹っかけてる感がほとんどしない。素直というか出物だからこれくらいという感じでなかなか好感が持てる。クルマで来てるなら色々買いたかったけど、今回は歩きと自転車とフェリー。陶器の道具は危険だと思い、金属製の道具をひとつ購入。また機会があったら来てみよう。
茶をしばいたら夕方。ここで所用の妻といったん別れて、うどん屋巡りの続き。最初の2軒はセルフ式やったけど、この形式はだいたい昼間のみの営業が多い。夜はフルサービスのお店がメインなので値段もそこそこするが、評判の良いところを2軒。行きのフェリーでもうどんを食べているのでこれで計5杯。さすがに腹いっぱい。妻と合流したら骨付き鳥を食べる予定にしていたので再び休憩。茶をしばく。
妻と合流したら骨付き鳥のお店へ。なかなかの繁盛店でしばし並んだ。おやどりを食べて、ひなどりを冷蔵でお持ち帰り。おやどりの十分な歯応えは播州のひねどりを彷彿させる。ビールもすすむ。とても美味でした。
帰りの便は深夜1時発。少し間が空くのでカラオケで時間つぶし。この日のLemonは自己採点で70点。Aメロでの音外しがまだあるのが課題。その後、高松駅構内で送迎バスを待つ。その間に最終列車を見送った。23:59。
帰りの便が地元に着いたのは朝5時過ぎ。6時頃には帰宅。24時間以内に旅が終了。即就寝。
今日は節分。起きたら恵方巻を買いに出かけよう。
永い夏はサーガ 閃いて落雷
海をぼうっと眺めるのが好きだ。今の最寄り駅からも電車10分ほどで海岸が目の前。夏は海水浴客でごった返すので、夏以外に散歩に来たりもする。駅のコンビニでビール買って。すぐ背後に山も迫っていて、とても風光明媚な処だ。
大きな橋を潜りながらデッキで歌を聴くことにした。
KIRINJI『真夏のサーガ』
家で作業する時は必ず音楽を聴いていた。
2007年頃。iTunesをいじってた時に目にしたキリンジという名前。なんかこんなアーティストおったなあ、とか思ったが別に楽曲を聴いたこともない。特段の興味もなかったはず。でも、何故かその時にシングルコレクションを購入したのだ。そこにはなんの根拠もない。瞬時に直感というか、第6感的なものが働いたのか分からない。いま思うに、何にも知らないくせによく購入ボタンを押したものだ。そして案の定、購入しっ放しで全然聴かなかった。
そのまま3年が経過して、ある時ふと聴いてみた。それも買ってたのを思い出したのでとりあえず的なことで。
かつてない衝撃を受けた。自分の欲してた曲感のど真ん中にズバズバ決まった。こんな素晴らしいアーティストの楽曲を何故3年も寝かせておいたのか…。
そこからキリンジと歩む日々がスタートした。関東でのライブはもちろん、有給を取ってクルマを飛ばして地方公演にも何度も行った。新宿タワレコの握手会にも女性ファンだらけの中に交じって参加した。今だから言えるけど、ファンの女性との個人的交流もあった。いま思い出しても複雑な思いだけが残ったが 笑。まあ、いろんなことひっくるめて本当にキリンジ一色の時期を過ごした。NHKホールでの兄弟のラストライヴにも行った。バンド体制のKIRINJIになってもライヴに出かけたが、その後それが継続できない環境になり友の会の更新もやめた。曲もあまり聴かなくなった。KIRINJIの動向はたまに気にしつつも。
そして先日のバンド体制終了のお知らせ。先ずはとりあえず買ってない最近のアルバムを借りに行こうとTSUTAYAに駆け込んだ…。
そして今、フェリーのデッキで大海原を背に『真夏のサーガ』を聴くに至ったのだ。
やっぱりキリンジ / KIRINJIは自分にとって、生涯最高のアーティストであり続けるのは間違いない。死ぬまでこれ以上のアーティストは出てこないと確信できる。
いろいろ思い出したら疲れたのでここまで。
この都市を環る 埃っぽい滑走路を 蒼い月の導くにまかせ
夕方に街に出て、金券ショップ、本屋、スタバの順に。
いずれ買おうと思っていた炭と灰に関する教本だが、買える時に買わなと思い直して即買い。じっくり読み込むとする。
以前、関空のスタバで当たったレシート。QRからWebアンケートに答えて、付与されたIDを書き込むとそのレシートが好きなtallサイズとの引換え券になる。それを今回立ち寄ったスタバでアイスモカと交換してもらった。
交換の場合もお会計0円のレシートが出るのだが、それを見た店員が
「えっ？ …また出ました❗️」
といきなり興奮状態。側にいた店員にも伝えるとその人も続けて興奮状態。
「3年間勤めてきて、交換後のレシートでまた当たりが出たのは初めてです‼️」
とのこと。
そもそも当たりが出ること自体1日で2, 3回程度だそうで、それがまさか同じ人に連続で当たるなんて…という興奮らしい。
こちらとしても連続でタダという奇跡に巡り合い嬉しいのだが、店員の興奮の渦に巻き込まれてなんだか汗ダクになってしまった。アイスモカ頼んでよかった。
今夜の自主稽古も前回と同じく。明日は家にいないので稽古はお休み。
見つけました 見慣れた空に 退屈せずに暮らしてゆく方法
隣駅のTSUTAYAが潰れて以来ちょっと借りたいCDがあり、割と近い別のCDレンタル屋に行って無料で新規会員になったはよいが、CDの棚があまりにも貧弱過ぎて呆気に取られた。今後、余程のことがない限りここには来ないだろう。結局、繁華街の大きなTSUTAYAに行くことになる。
CD借りて、時計の電池交換して、本屋に寄った。炭と灰に関するかなり重要な教本が新たに出ていた。さらっと立ち読み。そうそう、炭点前のような難しいものこそ、詳細な教本を待ち望んでいたのだ。後日必ず購入しよう。
地下街で妻と待ち合わせてハンバーグ屋さんで夕食。ついでに閉店間際のデパ地下に寄って、半額のお惣菜を狙う。自分らより早く並んだ（たぶん）中国人家族がジェスチャーで買い物している。土地柄、この街の中国人はちゃんとした日本語が話せる。名乗られないと分からないくらいだ。それが、話せないということは観光客なのか。子どもも含めて家族5人全員がマスク姿。リアルタイム過ぎてなんとも…大丈夫なのか。
帰宅後、いろいろ作業があり思いの外時間がかかったので自主稽古はお休み。
遠い日の線路のように煌めく コールタールの地平の上で
お昼。区役所で所用を済ませる前に、以前から気になっていた食事処へ向かったが木曜日は定休日だった。自転車で坂道をムダに行ったり来たりしてしまった。なので、まず区役所を済ませ、それからリニューアルしたスーパーへ。最近あまり行かないところやけど、妻から「県内産のお肉が4割引き」との情報を得ていた。午前中はごった返しで入場制限までしてたそうだが、行った時は普通に入れた。それでもやはり人が多い。そしてお肉が確かに安い。県内産以外でもかなり安い。妻の了承を得て少々ムリしてでもたくさん買っておくことに。いろんな種類のお肉を買えたので、レシピをいろいろ考えよう。冷凍庫も一旦整理してとりあえず全部収めた。
午後は仕事関係の打ち合わせを外で行い、帰宅後お鍋の準備。お昼に買った鶏肉も入れて。
自主稽古は一昨日と同様。隣の部屋から、東京でもウィルス感染者が見つかったとのニュースが流れている。ひたすら目の前の柄杓の湯を零さぬように。道具を扱う指が滑らないように。今はそれだけ。
通しの点前以外に他に何か稽古できないかと考えたが、そういえば割蓋と長緒の割り稽古ならできる。あとは茶通箱の扱いとか。探せばそれなりにあることに気が付いた。
湯ばたけを渡れば余所の国 極楽浄土 夢うつつ
夕方かかってきた電話にちょっと気分が安定した。ホッとしたというか、不安感が薄れたというか。
今夜はネギと生姜のスープ。ニラと豆腐も入れて。身体があったまるように。
今日は自主稽古は休み。ひと息入れてまた明日から。
出かけよう どこかへ ずぶ濡れたなら それもいいさ
今日は久々にカレーを作った。なんとなくやけど奄美の黒糖を加えたら、まろやかさが増してそこそこの出来。
妻が帰りにマスクを買いに寄ったら、売っていた箱入りマスクは1人1パック限定やったとのこと。やはり影響が出ている。まもなく花粉症シーズン開幕なのにないのはしんどいので、急きょ買いに出た。お気に入りはセブンイレブンのマスクで去年まで箱買いしていたのだが、妻によるといちばん近いセブンにはもうなかったとのこと。セブン行脚になることを覚悟してまず1軒目。売り切れ。2軒目。1箱だけ棚にあってゲット。この際、他にも回って買っておこうかと3軒目。普通にあったので2箱買って帰宅。意外にすぐ終わった。合計120枚。これで5月分までは確保。ひと安心。
自主稽古は昨日と同様。毎日やっていると少しずつ身体が馴染んでくるのが分かる。「継続は力なり」と師匠は常々言っておられる。確かにこれ以外にはない。
桜の下に埋もれてみるか 君の美貌が 吸われてゆくよ
朝から雨風が乱れていて、8階の廊下にもざんざん吹きつけていた。夕方になって雨は止んだが風は強いまま、鋭い風音もいっこうに止まない。
ただ、買い物にはいかなあかん。今夜だけでなく、明日明後日以降のこともちょっと考えつつ、今夜はカブとキャベツを豆乳で炊いてスープにした。カブが少し煮崩れしたが味はちゃんと整えられたのでよしとする。大きなカブを半分くらい使ったので、残りの活用法を考えねば。
自主稽古は小四方棚を持ち出した。というか、持っている唯一の棚がこれ。扱いやすい基本的な棚なので日々の稽古にはもってこいだと思うけど、もう一つくらい基本的な棚が欲しいところ。道具の飾り残しも久々に稽古した。明日もこれを続けよう。
抜けだせないまま朝が来る 打ち明けられない夜に泣く
今日もなんやかんやで昼頃に起きる。妻、義妹と3人で外出しランチはつけ麺。商店街をしばらくぶらつき義妹と別れる。その後、デパ地下を散策して少し買い物。地元に戻りスーパーで追加の買い物。あっという間に日が暮れた。
今日も自主稽古は運びの薄茶。少し勘が戻ってきたのでそろそろ棚を出そうかと思う。
膨らんだスカートは希望で満ちている 飛び散らかり放題 ゴミの中で生きている
07:30に目が覚めたけど、結局正午まで寝てた。そのまま家でのんびりして、夕方にスーパーに行き、夜は家に1人なので飲みながら黒酢鍋して、ちょっと落ち着いてから夜の自主稽古。
軽く酔いが回ってる状態で点前するのは実はけっこう大切な訓練だったりする。実際の茶事は懐石と酒から始まり、お菓子、濃茶、薄茶の順に進む。亭主も酒を酌み交わすことが普通にあるため、酒が抜けていない状態で点前をすることも普通のこと。酒が回ろうとも冷静に点前ができるか、たまにこういう稽古も自主的にやっておく。
義妹が来宅し、泊まっている。明日こっちの地域で所用らしい。