こちらも新設部門。
公共広告はそのメッセージ性ゆえグランプリを出さなかったのですが、
それにグランプリを与えようという部門です。
THE METROPOLITAN POLICE「CHOOSE A DIFFERENT ENDING」
イギリス(ABBOTT MEAD VICKERS BBDO London)
アンチナイフキャンペーンがグランプリを受賞しました。
これはYouTubeのアノテーション機能を使ったインタラクティブ映像です。
アノテーションとは、映像内にリンクを埋め込む機能のことで、
これにより自分でクリックしてストーリーを選べることができます。
(昔で言うと、RPGの本で、「戦う」場合は123Pへ。「逃げる」場合は234Pへ。
といったスタイルのがあったと思いますが、いわゆるそれです。)
これを利用して、インタラクティブムービーを作ったのが今回のグランプリ作品。
少年目線の映像で展開しており、自分で次の行動を選ぶことができます。
少年が悪い行為をしてバッドエンディングになるか、
それとも良い行動をしてグッドエンディングが見られるか、
自分で人生を選択すると言うことを考えると素晴らしく良くできた仕組みです。
21の映像があり、10のエンディングが自分の意思で選べます。
「Choose A Different Ending: start 」
今まで公共広告とは押し付け型でしたが、
自分で選択をして道徳を教えていくものはなかったです。
「君の何気ない選択が未来を変えていく」と言う説得力に満ちた映像です。
あるエンディングはJ2Kが出てきて「そりゃ犯罪に走るより
ヒップホップで名を馳せた方がいいよね」と、犯罪に走る若者のターゲットの
興味をかきたてている所があるのも上手いと思いました。
ゲームと同じで人生にもリセットボタンがあると錯覚するような新人類には、
こうして一度犯罪の愚かさを疑似体験させて、自分事化させることが
一番効くのではないかと思います。そんな時代になったのが悲しいですが
新しい公共広告としては文句なしのグランプリです。
公共広告はそのメッセージ性ゆえグランプリを出さなかったのですが、
それにグランプリを与えようという部門です。
THE METROPOLITAN POLICE「CHOOSE A DIFFERENT ENDING」
イギリス(ABBOTT MEAD VICKERS BBDO London)
アンチナイフキャンペーンがグランプリを受賞しました。
これはYouTubeのアノテーション機能を使ったインタラクティブ映像です。
アノテーションとは、映像内にリンクを埋め込む機能のことで、
これにより自分でクリックしてストーリーを選べることができます。
(昔で言うと、RPGの本で、「戦う」場合は123Pへ。「逃げる」場合は234Pへ。
といったスタイルのがあったと思いますが、いわゆるそれです。)
これを利用して、インタラクティブムービーを作ったのが今回のグランプリ作品。
少年目線の映像で展開しており、自分で次の行動を選ぶことができます。
少年が悪い行為をしてバッドエンディングになるか、
それとも良い行動をしてグッドエンディングが見られるか、
自分で人生を選択すると言うことを考えると素晴らしく良くできた仕組みです。
21の映像があり、10のエンディングが自分の意思で選べます。
「Choose A Different Ending: start 」
今まで公共広告とは押し付け型でしたが、
自分で選択をして道徳を教えていくものはなかったです。
「君の何気ない選択が未来を変えていく」と言う説得力に満ちた映像です。
あるエンディングはJ2Kが出てきて「そりゃ犯罪に走るより
ヒップホップで名を馳せた方がいいよね」と、犯罪に走る若者のターゲットの
興味をかきたてている所があるのも上手いと思いました。
ゲームと同じで人生にもリセットボタンがあると錯覚するような新人類には、
こうして一度犯罪の愚かさを疑似体験させて、自分事化させることが
一番効くのではないかと思います。そんな時代になったのが悲しいですが
新しい公共広告としては文句なしのグランプリです。