旧暦も押し迫った今日(今日は旧暦12月22日)、うちの会社は所謂忘年会です。全員(と言っても15人くらいですが・・・)集まって宴会(今も横で「今日白酒を飲むのは何人?」などと酒の算段をしているヤツもいる 笑)。


この時期厦門では「尾牙宴」という言葉をよく眼にする。


元々旧暦の毎月1日、15日もしくは2日、16日は台湾の商人が土地公神を祀る日で「做牙」という。2月2日はその年の「头牙」であり、12月16日は「尾牙」だ。「尾牙」は商家の1年の締めくくりであり、人々の春節行事の始まりでもある。この日商家では土地公神に感謝の供え物をし、宴会で従業員を慰労した。

昔はこの宴会の席で主人が来年は雇わない人間に鶏の頭を向けて暗に解雇を仄めかしたという風習もあったらしい(←なんか中国っぽい 笑)。


台湾と関係の深い福建ならではの言い方でしょうか?


因みに今年の旧暦「尾牙」は12月11日。


「尾牙」も今では忘年会と同義語のような意味で使われているのかもしれない。


今年最後の出荷も終わって、明日から田舎に帰る社員もいる。

その中に湖南省出身の経理がいるのだが、彼は「a-chengさんは春節厦門にいたってしょうがないでしょ(←結構失礼 笑)。一緒に長沙に来て年越ししませんか?」などと言っている。「どうやって帰るの。飛行機?汽車?」と聞けばバスだと言う・・・。


さすがに遠慮しとくわ、気をつけてネ・・・(笑)。