私がいつも見ているお気に入りのブロガーさん。
つい最近のもので安楽死について書かれていましたので
ご紹介したいと思います。
弥生、スコットランドはエジンバラ(エディンバラ)発!より
http://scotyakko.exblog.jp/25651017/
動物病院での安楽死が行われている間・・・
それは多分、多くの人間が望むのだけれど …
人間にはまだ、行われることが少ないもの。
けれども、私たちの動物には、それを与えてあげることができる。
その行為は、最愛で。
それは、最も深い愛情から来るもので。
とても個人的で。
とても繊細で。
ご主人と、動物の間だけでしか交わせない約束であり。
見送られる動物は、それは言葉そのまま 眠るように 逝き。
その決断をし、見送るご主人は、断腸の思いに苛まれてしまう。
けれども …
愛するからこそ、自らの苦しみ、悲しみと引き換えに与える愛の証である。
私の動物病院でも、多くのケースは、最期は安楽死である。
私がノーマンに与えたのも、安楽死という最高のプレゼント。
安楽死 …。
動物病院にて、安楽死は、とても大切に扱われる。
計画できて予約ができる安楽死の場合 …
他に動物を連れた飼い主さんたちが病院内にいない時間を選ぶ。
公の待合室から出入りしないでも良いように、裏口から直接に招き入れる。
最期の愛する命との数十分が、より尊く静かで穏やかでありますようにと。
しかし、そうできない安楽死もある。
動物が苦しんでいる場合や
獣医師がその命をこれ以上、生かせておくべきではないと判断した時。
予約ではない、予定外の安楽死である。
それは、診察時間の真っ只中だったり、待合室が混み合っている時だったり。
そんな時に私たちは、精一杯に静かな環境を作るように努力をするけれど。
やはり、待合室の人々は知らないから、大きな声で喋ったりもする。
だからと言って、言葉に出して 今、安楽死の途中なので とは …
言うことはできない。
動物病院で働く中で、どうしようもできなくて身悶えする場面のひとつなのだ。
このキャンドルに火が灯っている時は
誰かが、愛する命にさようならをしています
その辛く困難な時間を敬ってくださり
どうか、優しく小さな声で話してください
あなたの我慢と親切に感謝します
なんて、素敵なアイデアだろう。
言葉で、人々が聞くには辛い 安楽死 と伝えなくても良い。
それを見ただけで、人々は理解し、その時間を敬ってくれる。
目から鱗の、アイデアである。
~、以上、転載終了~
日本でこんなに安楽死に気をつかう病院はあるだろうか?
キャンドルを灯すなんて・・・
いいアイデアだと思う。
まだ安楽死に直面したことはないけれど
私は病院はイヤだな。
出来ることなら我が家で注射を打ってもらいたい。
二人っきりで、静かな場所、ママの腕の中で。
その方がいい。
また、こんな身勝手な飼い主もいるようです。
後者の方、ひどいですね。
ここからは かがみ動物病院 院長ブログより 転載です。
http://www.kagami-ah.com/blog/?p=191
安楽死について考える事
今回は重いテーマなので、画像は省きます。
安楽死
獣医師が医師に許されていない、最大で唯一の特権です。
最近、縦続けに2件安楽死をする機会がありました。
どちらも老齢の犬でしたが、一人は痴ほうの症状が出て、飼い続けられないという高齢者の方で、もう一人は老齢犬ながらもきちんと歩け、しゃきっとした感じですが、夜鳴きをするという中年の方でした。
前者の方は、もうどうしようもないかなーって感じでした。もちろん、検査、治療を勧めましたが、飼い主さん的に拒否されますし、状況的にも限界に近いのかなーって感じましたので、やむなく行いました。
後者の方、見た目的には全然大丈夫そうです。ただ、KCSがひどく身にも明らかな潰瘍があったりと治療などはいっさい受けてない状態です。何度も、これは安楽死をする状態では絶対ない、と伝えました。しかし、受け入れよう、治療してあげようという気配は見えません。しかも、夜泣くので毎晩犬を叩いてる、でも、鳴き止まない、また叩くを延々繰り返しているそうです。
これを聞いた瞬間、怒りを覚えましたが、この人にはもう無理だとも思いました。
この人に飼い続けられて、苦痛を死ぬまで与えられるのであれば、まだ安楽死してあげた方が本人は楽になると判断しました。
この飼い主の方、アメリカなら間違いなく検挙されます。フロリダなどは暑い日中に犬を外につないでいただけで、飼い主としての責務を果たしておらず、虐待していると警察に捕まります。それはたとえ13歳の未成年であってもです。
日本でも動物愛護法が改正されましたがまだまだ、徹底されておらず、罰則も不十分です。
安楽死はする側にとっても、したくないです。
でも、しなかったらどうするのか。
ほかの病院へ行ってくれればまだいいでしょう。
それすらしなかったら、、、
保健所へ処分するために連れて行くのではないでしょうか。
でも、最近は飼い主の身勝手で安楽死をする場合は、保健所も拒否します。
それではどうするか、、、
自分で殺そうとするか、餓死させるか、山に捨てるのか、考えたくない状況が訪れるのではないでしょうか?
実際、以前言われた事があります。
「お前がこの猫を安楽死しないのなら、金槌で殴り殺してやる』
この人は頭がおかしいと思いますし、じゃ、なぜ飼ってるんだろう、飼わなければいいのにと思いますが、考えてるだけでは解決しません。
私は安楽死を積極的には勧めません。でも、安楽死の方が、その先の未来よりも救いなのではないかと考える時はやる事があります。
もっと、日本の動物愛護の環境が変わる事を切に願います。
~以上、転載終了です~
獣医さんも大変ですね。
日本の動物愛護法、もっと変わってほしいです。
最後に安楽死についてわかりやすく書かれているブログ
TSUNAYOSHIさんのブログより転載
http://tsunayoshi.tokyo/c/b76448ec91fb857af6296c00b9ff4ff7dcfe62b0
あなたは安楽死を選びますか?人が犬の最期にしてあげれること
犬を飼っている人なら、いつかは誰しもが直面する犬の最期。その時にもし、安楽死という選択が目の前も提示されたら、あなたならどうしますか?ここでは、実際にはちょっと聞きにくい安楽死の費用や手続きなどについても説明したいと思います。
安楽死について考えたことはありますか?
安楽死については、非常に繊細な問題であり、獣医師や動物の専門家の間でも大きく意見が分かれる部分でもあります。
犬自身の体のこと、飼い主の負担、医学の限界…様々な要因が絡まり合って、「正しい」「間違っている」「かわいそう」などといった単純な答えはそう簡単には出せない問題になっているのが現実です。
安楽死が行われる場合とは?
以前、知り合いの獣医師から「突然電話してきて、安楽死をいくらでやってくれるか聞かれた」というびっくりするような話を聞いたことがあります。
病気を抱えているわけでもなく、飼いきれないから安楽死、というとんでもない思考で、そのような電話を動物病院にかけてきたようですが、どうやら獣医師の間ではものすごく珍しいということでもないそうです。
当然、安楽死というのは、手の施しようのない病を抱え、生きている状態では犬が激しい苦痛や痛みを感じ続けてしまう場合などに限り、獣医師や飼い主の判断で行われるものです。
もちろん獣医師の中には、安楽死は行わないという考えの人もいます。
安楽死の処置の方法や費用について
では実際に、もう治らない、後は命が尽きるのを待つことしか出来ない、しかも大切な愛犬が苦しんでいる、という状況で安楽死がひとつの選択としてある場合、気になることがいくつかあると思います。
・安楽死の方法
一般的な方法としては、致死量の麻酔薬などを静脈に注射します。そうすることで眠るように、安らかに逝くこととなります。もちろん病状などにより、その方法は異なります。
・安楽死の費用
これは病院や処置の方法などにもより異なります。5,000~10,000円程度というところもあれば、治療費に含み実質は無料という形を取るところもあります。
これらのことは、聞きにくいことだとは思いますが不要なトラブルを招かないためにも、事前にしっかりと確認をしておきましょう。
病院によっては、事前に同意書にサインをする場合もあるようです。
どんな選択も、間違いではない
安楽死を選ぶことも、苦しむ愛犬の姿を見ながら支え続けることも、どちらも同じくらい辛く悲しいことだと思います。
もし、選択の時がきた時は、どうか他人の意見は気にしないで下さい。
あなたと愛犬、家族だけの問題です。
どちらを選択しても、「これでよかった」と思える日が来るかどうかは、正直わかりません。 それでも、本気で愛犬のことを考えて出した答えならば、それはきっと「正しい」のだと思います。
悲しくて話題にしたくないことかもしれませんが、こういったことを真剣に考えるということも飼い主の大切な役目であり、愛犬の死に責任を持つということだと思います。
~、以上転載終了~
以前、私のところにボロボロの野良猫を
安楽死させたいと泣きながら相談してきた餌やりさんがいました。
エイズ発症してよだれが酷くハエもたがっていると。
ごはんも何も食べない。こんな毎日見ててもつらい。
早く安楽死させたいと。
私には何も答えられなかった。
安楽死が好ましいものかよくわからなかったからです。
餌やりさんからしてみればとてもつらいことなのかも
しれませんね。
私も最初は安楽死を否定していました。
ただ、それは時と場合による、
苦しみがこれ以上続くようであれば考えても
良い手段なのかなと思いました。
皆さんはどう思いますか?
つい最近のもので安楽死について書かれていましたので
ご紹介したいと思います。
弥生、スコットランドはエジンバラ(エディンバラ)発!より
http://scotyakko.exblog.jp/25651017/
動物病院での安楽死が行われている間・・・
それは多分、多くの人間が望むのだけれど …
人間にはまだ、行われることが少ないもの。
けれども、私たちの動物には、それを与えてあげることができる。
その行為は、最愛で。
それは、最も深い愛情から来るもので。
とても個人的で。
とても繊細で。
ご主人と、動物の間だけでしか交わせない約束であり。
見送られる動物は、それは言葉そのまま 眠るように 逝き。
その決断をし、見送るご主人は、断腸の思いに苛まれてしまう。
けれども …
愛するからこそ、自らの苦しみ、悲しみと引き換えに与える愛の証である。
私の動物病院でも、多くのケースは、最期は安楽死である。
私がノーマンに与えたのも、安楽死という最高のプレゼント。
安楽死 …。
動物病院にて、安楽死は、とても大切に扱われる。
計画できて予約ができる安楽死の場合 …
他に動物を連れた飼い主さんたちが病院内にいない時間を選ぶ。
公の待合室から出入りしないでも良いように、裏口から直接に招き入れる。
最期の愛する命との数十分が、より尊く静かで穏やかでありますようにと。
しかし、そうできない安楽死もある。
動物が苦しんでいる場合や
獣医師がその命をこれ以上、生かせておくべきではないと判断した時。
予約ではない、予定外の安楽死である。
それは、診察時間の真っ只中だったり、待合室が混み合っている時だったり。
そんな時に私たちは、精一杯に静かな環境を作るように努力をするけれど。
やはり、待合室の人々は知らないから、大きな声で喋ったりもする。
だからと言って、言葉に出して 今、安楽死の途中なので とは …
言うことはできない。
動物病院で働く中で、どうしようもできなくて身悶えする場面のひとつなのだ。
このキャンドルに火が灯っている時は
誰かが、愛する命にさようならをしています
その辛く困難な時間を敬ってくださり
どうか、優しく小さな声で話してください
あなたの我慢と親切に感謝します
なんて、素敵なアイデアだろう。
言葉で、人々が聞くには辛い 安楽死 と伝えなくても良い。
それを見ただけで、人々は理解し、その時間を敬ってくれる。
目から鱗の、アイデアである。
~、以上、転載終了~
日本でこんなに安楽死に気をつかう病院はあるだろうか?
キャンドルを灯すなんて・・・
いいアイデアだと思う。
まだ安楽死に直面したことはないけれど
私は病院はイヤだな。
出来ることなら我が家で注射を打ってもらいたい。
二人っきりで、静かな場所、ママの腕の中で。
その方がいい。
また、こんな身勝手な飼い主もいるようです。
後者の方、ひどいですね。
ここからは かがみ動物病院 院長ブログより 転載です。
http://www.kagami-ah.com/blog/?p=191
安楽死について考える事
今回は重いテーマなので、画像は省きます。
安楽死
獣医師が医師に許されていない、最大で唯一の特権です。
最近、縦続けに2件安楽死をする機会がありました。
どちらも老齢の犬でしたが、一人は痴ほうの症状が出て、飼い続けられないという高齢者の方で、もう一人は老齢犬ながらもきちんと歩け、しゃきっとした感じですが、夜鳴きをするという中年の方でした。
前者の方は、もうどうしようもないかなーって感じでした。もちろん、検査、治療を勧めましたが、飼い主さん的に拒否されますし、状況的にも限界に近いのかなーって感じましたので、やむなく行いました。
後者の方、見た目的には全然大丈夫そうです。ただ、KCSがひどく身にも明らかな潰瘍があったりと治療などはいっさい受けてない状態です。何度も、これは安楽死をする状態では絶対ない、と伝えました。しかし、受け入れよう、治療してあげようという気配は見えません。しかも、夜泣くので毎晩犬を叩いてる、でも、鳴き止まない、また叩くを延々繰り返しているそうです。
これを聞いた瞬間、怒りを覚えましたが、この人にはもう無理だとも思いました。
この人に飼い続けられて、苦痛を死ぬまで与えられるのであれば、まだ安楽死してあげた方が本人は楽になると判断しました。
この飼い主の方、アメリカなら間違いなく検挙されます。フロリダなどは暑い日中に犬を外につないでいただけで、飼い主としての責務を果たしておらず、虐待していると警察に捕まります。それはたとえ13歳の未成年であってもです。
日本でも動物愛護法が改正されましたがまだまだ、徹底されておらず、罰則も不十分です。
安楽死はする側にとっても、したくないです。
でも、しなかったらどうするのか。
ほかの病院へ行ってくれればまだいいでしょう。
それすらしなかったら、、、
保健所へ処分するために連れて行くのではないでしょうか。
でも、最近は飼い主の身勝手で安楽死をする場合は、保健所も拒否します。
それではどうするか、、、
自分で殺そうとするか、餓死させるか、山に捨てるのか、考えたくない状況が訪れるのではないでしょうか?
実際、以前言われた事があります。
「お前がこの猫を安楽死しないのなら、金槌で殴り殺してやる』
この人は頭がおかしいと思いますし、じゃ、なぜ飼ってるんだろう、飼わなければいいのにと思いますが、考えてるだけでは解決しません。
私は安楽死を積極的には勧めません。でも、安楽死の方が、その先の未来よりも救いなのではないかと考える時はやる事があります。
もっと、日本の動物愛護の環境が変わる事を切に願います。
~以上、転載終了です~
獣医さんも大変ですね。
日本の動物愛護法、もっと変わってほしいです。
最後に安楽死についてわかりやすく書かれているブログ
TSUNAYOSHIさんのブログより転載
http://tsunayoshi.tokyo/c/b76448ec91fb857af6296c00b9ff4ff7dcfe62b0
あなたは安楽死を選びますか?人が犬の最期にしてあげれること
犬を飼っている人なら、いつかは誰しもが直面する犬の最期。その時にもし、安楽死という選択が目の前も提示されたら、あなたならどうしますか?ここでは、実際にはちょっと聞きにくい安楽死の費用や手続きなどについても説明したいと思います。
安楽死について考えたことはありますか?
安楽死については、非常に繊細な問題であり、獣医師や動物の専門家の間でも大きく意見が分かれる部分でもあります。
犬自身の体のこと、飼い主の負担、医学の限界…様々な要因が絡まり合って、「正しい」「間違っている」「かわいそう」などといった単純な答えはそう簡単には出せない問題になっているのが現実です。
安楽死が行われる場合とは?
以前、知り合いの獣医師から「突然電話してきて、安楽死をいくらでやってくれるか聞かれた」というびっくりするような話を聞いたことがあります。
病気を抱えているわけでもなく、飼いきれないから安楽死、というとんでもない思考で、そのような電話を動物病院にかけてきたようですが、どうやら獣医師の間ではものすごく珍しいということでもないそうです。
当然、安楽死というのは、手の施しようのない病を抱え、生きている状態では犬が激しい苦痛や痛みを感じ続けてしまう場合などに限り、獣医師や飼い主の判断で行われるものです。
もちろん獣医師の中には、安楽死は行わないという考えの人もいます。
安楽死の処置の方法や費用について
では実際に、もう治らない、後は命が尽きるのを待つことしか出来ない、しかも大切な愛犬が苦しんでいる、という状況で安楽死がひとつの選択としてある場合、気になることがいくつかあると思います。
・安楽死の方法
一般的な方法としては、致死量の麻酔薬などを静脈に注射します。そうすることで眠るように、安らかに逝くこととなります。もちろん病状などにより、その方法は異なります。
・安楽死の費用
これは病院や処置の方法などにもより異なります。5,000~10,000円程度というところもあれば、治療費に含み実質は無料という形を取るところもあります。
これらのことは、聞きにくいことだとは思いますが不要なトラブルを招かないためにも、事前にしっかりと確認をしておきましょう。
病院によっては、事前に同意書にサインをする場合もあるようです。
どんな選択も、間違いではない
安楽死を選ぶことも、苦しむ愛犬の姿を見ながら支え続けることも、どちらも同じくらい辛く悲しいことだと思います。
もし、選択の時がきた時は、どうか他人の意見は気にしないで下さい。
あなたと愛犬、家族だけの問題です。
どちらを選択しても、「これでよかった」と思える日が来るかどうかは、正直わかりません。 それでも、本気で愛犬のことを考えて出した答えならば、それはきっと「正しい」のだと思います。
悲しくて話題にしたくないことかもしれませんが、こういったことを真剣に考えるということも飼い主の大切な役目であり、愛犬の死に責任を持つということだと思います。
~、以上転載終了~
以前、私のところにボロボロの野良猫を
安楽死させたいと泣きながら相談してきた餌やりさんがいました。
エイズ発症してよだれが酷くハエもたがっていると。
ごはんも何も食べない。こんな毎日見ててもつらい。
早く安楽死させたいと。
私には何も答えられなかった。
安楽死が好ましいものかよくわからなかったからです。
餌やりさんからしてみればとてもつらいことなのかも
しれませんね。
私も最初は安楽死を否定していました。
ただ、それは時と場合による、
苦しみがこれ以上続くようであれば考えても
良い手段なのかなと思いました。
皆さんはどう思いますか?
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