「世界平和は実現出来ると思いますか?」
ある人からそう唐突に問われた事がある。
もう15年くらい前になる。
東京で生まれ育ち
生活をして来て
ある事をきっかけに地方に移って
間もない頃だった。
「残念だけど無理だと思います。私ももちろん世界平和を望んでいますが、政治は腐ってますし、軍需産業で儲かる人がいる限り戦争はきっと無くならないですね。」
その人は私の答えには返さず
「あなた方は夫婦喧嘩をしますか?」
と続けて聞いてきた。
「頻繁に喧嘩しますよ。」
そう言った私に微笑みながら
「じゃあ戦争は無くならないですね…世界平和は無理でしょう。夫婦二人でさえ仲良く出来ないのですから世界平和などは夢のまた夢…」
言葉の端々までは
正確に思い出せないが
そんな事を言われた。
いや〜さすがに飛躍し過ぎでしょう。
当時はそう思った。
でも
心の中で
そのひとの言葉が
巡り続けた。
15年経った今
あの頃の様に
諦めで生きてる自分がいない。
他責で社会を見る癖も
夫への見方も変わった。
自分が変われば世界も変わると
信じているし
世界平和でさえも
夢だと思わない。
人は変われる。
変わろうと思った瞬間から。
そして 次々に
希望の扉が開いて行く。
Le seul possible est en nous.
フランスの詩人
ジャン・コクトーの言葉。
私なりの解釈では
【唯一の可能性は
私達の中にのみ存在する。】
という意味だ。
深い。
読んでくださりありがとう。

