茨城県央漁港 3/8 アジ狙い 夜釣り | 坂本削蹄所のブログ

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茨城県稲敷市在住、削蹄暦約30年の個人開業削蹄師です。
スペインの油圧式枠場ANKA(アンカ)を使い、ダッチメソッドに基づいたグラインダー削蹄を実践しています。
趣味は、釣り、ブログ、ロードバイクです。
よろしくお願いいたします。

長期出張終了に合わせ、スマホアプリ『windy』で風予報をチェックした結果、帰ってきた翌日すぐ仕事をこなし、その夜カマス聖地外房K漁港に行くはずだったのですが、18:00に車で出発してすぐ歯が痛くなる。

15分程走ると、もう我慢できないほどの激痛。

こりゃ無理だわと帰りました。

翌日、朝一で歯医者へ行き痛み止めをもらい痛みも大分落ち着いたのですが、その日は外房K漁港は強風予報ということで、風予報の弱い夜フカセアジで実績のある茨城県央漁港へ行ってまいりました。

 

前回ここに来たのは1/31、10m隣の投げサビキ師がガンガン釣っていたのに、フカセの自分は調子が振るわなかったところです。

 

あとで考えると、投げサビキはコマセカゴがセットですぐ上にありますから、海中でばらまかれるコマセが必ずサビキと同調します。

しかしフカセ釣りは自分でコマセを杓で投げるので、ずれたら同調しない。

しかも夜なのでコマセがどこに飛んでいるか分からないので、大体で投げていた。

なので10m隣の投げサビキは釣れていて自分は釣れず、投げサビキがいなくなると濃くエサらしきものと同調するものがなくなったので、あたり一面に漂うコマセに寄ってきているアジが唯一のエサに食ってくるようになったんじゃないかと思いました。

 

というわけで今回は、投げサビキで挑戦しました。

21:00到着、釣り人は堤防先端にアジンガ―2~3人。

なので先端から10mほど手前に釣り座を構え釣り開始。

とにかくコマセを効かせたいので、3分ごとにガンガン投げる。

0:00になっても全くあたりなし。

 

もうこの辺からは自分との戦いです。

 

いつ帰ろうかな

 

結局朝マヅメまでいることになります。

 

明るくなる前頃から釣り人が増え始め、明るくなりますが、誰も何も釣れません。

こりゃもうだめだなぁ帰ろうかと思っていると、いつの間にか隣に立っていたおじいさんが話しかけてきました。

 

「どうだ?釣れたか?」

 

「昨日の21:00からやっていますが、アタリ一つありません」

 

「最近釣れねぇからな、スナメリもいねーし、俺は二週間くらいやってない」

 

「そうなんですね?一か月くらい前に来たときはけっこう釣れたんですけどね」

 

「そうだな、一か月くらい前は釣れたな!70匹釣ったぞ!」

 

「すごいですね!どうやったらそんなに釣れるんですか?」

 

「まず投げたら、竿を小刻みにしゃくってコマセを出してちょっと待つ。であたりがなかったらまた少し手前にひいて同じように竿を小刻みにしゃくってコマセを出してちょっと待つ。で5メートルくらいになったら引き上げてまた投げる。それの繰り返しだ。投げて竿おいて待っている奴なんてここの地元のやつではいねぇ。」

 

「そうなんですね?ありがとうございます!」

 

 

で、その通りにやったところ

 

 

コノシロ7匹、最大26cm、カタボシイワシ3匹朝マヅメに釣ることが出来ました。

堤防には、4~5組釣り人がいましたが、釣れたのは自分だけでした。

やはり、地元の名人は頼りになりますね。

 

目当てのアジはたぶんもうここは終わりですが、勉強になった釣行でした。

釣れた魚は全て、酒としょうがとにんにくに付けて下味をつけ、唐揚げにしていただきました。

うまかった~。

海の恵みに感謝です。