昨日と今日は連休。
普段なら一泊でツーリングにでも行くところだが、こんな時に限って時間のかかる仕込みが重なるんだわな。
朝っぱらから持ち帰り用のカレーを40人前と、鹿児島から送ってきた赤土ジャガイモで大量のポテサラを作るハメになるなど大忙し。
更には、昨日買っておいた豚コブクロの存在を思い出して大慌て。豚の内臓は足が早いからね。
昨夜仕込んでおいた安売りの筍は中身スカスカ。まかない用だから別にいいけど、灰汁取りがとにかく面倒臭ぇよな。
さて
豚のコブクロと言えば、ちょっと前までは【仔袋のタタキ】というのがありましたね。
大阪では、韓国系の焼肉屋なんかに行くとメニューにあったりもしましたが、今は禁止されています。
タタキと言っても完全に生食だったから相当危険な食べ物でした(オレは絶対食わなかった)。
今はSPF豚(特定病原菌不在豚)だの何だのと生食可能な品種もいますが、それでもオレは食いません。『んなモン、生で食って何が旨いんだ?』って思うと同時に、やっぱり信用出来ませんからね。
鶏・豚・鹿。
これらは絶対刺身じゃ食わないし、特に野生の鹿なんかはかなり危険です。
鶏に関しては、『朝絞めの新鮮な◯◯鶏』とかのたまうアホもいるが、そういうのは完全に間違った知識です。
それならまだ−40度くらいで冷凍されたブロイラーの方がまだ殺菌という意味ではマシかな?ルイベで食べるなら。
つか、特にダメなオッサン連中は必ず生でも食えるって言いたがるよな。
新鮮さをアピールしたいんだろうが、加熱した方が美味い食材が殆どなんだけどね。
試しにマグロとかヒラメの刺身とかを醤油無しで食ってみ?全然美味くねーから。
生食ってのは調味料の味だからな、フルーツとか以外は。
豚のコブクロはボイルして開き、流水でしっかり掃除する。開いてないヤツは焼いていようが茹でていようが食べまへん。
掃除し終わったコブクロは小さめにカットし、食べる分だけ30分くらいポン酢に漬ける。
柚子胡椒・すりゴマ・茗荷・葱で食うと美味いんだが、出来ればガツと豚耳とのミックスで食べたいな〜。
ま、コブクロだけでも気分だけは福岡の居酒屋。
炒めても美味しいよ