前回の話はコチラ↑









腹が減っては戦が出来ぬ。

ハッキリ言って食欲は全然無いが、旅先ではしっかり食べる事が何よりも大事だ。これしきの事でへばってはいられない。





「カオソーイ…」




中心街からはちょっとだけ外れになるが、ここはラオス風のカオソーイが美味しいと有名な店だ。

まぁ、オレ自身はあんまり……なのだが仕方がない。他に思い付く様な店もねぇしなぁ………










 

場所はコチラ↑





ラオスのカオソーイって、要するに辛味噌ライスヌードルって感じかな?
全然辛くないし、辛いのが苦手な人でも食べられると思うけど………まあね、オレみたいにラオスの麺類を全般的に不味いと思ってる人は何を食ってもダメですよ。
そやけど、何でラオスには小麦麺が無いんだろうな~?(←あるにはあるんだろうが)








これがラオス風のカオソーイ(40バーツくらいだったかな?)。
見た目は美味そうでしょ?見た目だけは。





ついでにカオテーンというポン菓子みたいなヤツをトッピング(5バーツ)。
これ自体はあっさりして美味いが、写真の様に入れすぎるとカオソーイが更に不味くなるという特異な存在。







(もう、言うてもしゃあないんやけどさ…………………………ぬるいんじゃボケエエエエーッ💢💢)



あれほど『悪いけどスープは熱々で』って言うたのに何でなんや?
多分コレ、40度くらいしかないぞスープの温度!コレにモヤシ入れたら35度か?それって赤ん坊の風呂よりぬるいやないかっ!テーブルの上の調味料とか全部要らんからレンジを置けレンジをっ!




(もおおおお~~~~っ💢…………ん?)



昨日に続いて『分かっていながら』激ぬる麺を注文してしまう自分にも腹が立っていた。
と、そんな激おこプンプン丸の二席向こうに、何やらエロエロ系のコスプレナースが座っているではないか。
何でこんな昼間っからあんな格好を……けしからん!嬉しいけどけしからんぞーっ!!









ピンクのホッペが生々しいコスプレナース。
オレも白衣着て一緒に歩きたい。







(しかし何やろな?そういうサークルがこの近くにあるんやろか??)



冴えない兄ちゃんとエロエロナースの組み合わせ。
それはここ、チェンコーンどころかチェンマイでだって見てねぇぞ?
て事は、夜は静かなチェンコーンも探せばまだまだ…って今は真っ昼間やないかっ!つか、何であんなモヤシ兄ちゃんがパートナーやねん!?そんなん入れたら体温30度になるぞっ!







(なっ……マジか!?)



会計時を狙ってレジ前まで急接近。
残念ながら写真までは撮れなかったが、何とこのエロナース、本物のナースじゃねーか!?





(あのIDってどう見ても本物やんな?つー事は、この町にはコスプレ系エロ内科病院が存在するんか?←存在しません  んあ~っ、何か急に病気になりたくなって来た!どこにあるんや?その病院はっ。とりあえず会計済ませて場所だけ…)




「‡цфз§д〒?」


「んあっ?何だオマエはっ、時間が無いんやからせめてタイ語で話せっ!」


「ロイバーッ、ミーマイ?ロイバーッ」


「100バーツなら渡したやろがっ💢オマエが手に持ってるそれ……あ、それは500バーツ札か。悪いけど100バーツ無いわ」



全くもうといった感じで、500バーツ札を片手に裏へ消えて行くラオスおばちゃん。
多分両替出来るヤツを探しているんだろうが、頼むから今だけは急いでくんねーか?オレにはこの町の風紀を守る義務が……



(あっ……しかも高級車?んじゃ、もしかしたらあのモヤシは医者って事か??)



店の横をゆっくり通りすぎて行く黒塗りベンツ。
その横にはあのエロナースが我が物顔で座っており、それを目にしたオレの気持ちは角材で殴られた様に砕け散った。

そういや、意外と金持ちの多い町って奥さんから聞いてたよなー。

世の中金か、やっぱり。









つかオバチャン、よく見たら100バーツ札あったわ。




しかも二枚。













しかし可愛かったなぁ……←しみじみ
たまにいるんだわ、こういうハッとする様な娘が(縁無いけど)。