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(ま~たこんなモンがあるわ。置く方も置く方やけど、書く方も書く方やでホンマに……)
テーブルに置かれた旅ノート。
オレはこれまでにもこの汚ならしい雑記帳を散々ディスってきたが、やはり旅というのは人を狂わせる何かがあるからこうなるんだろうな。
つか、ここってライハとかゲストハウスじゃなくて飲食店やんな?こんな汚ねーモンをメシ食うとこに置くなよ。オレが保健所の職員なら2秒で営業停止にするぞ。
「あれ?もう書いたんですか?」
「あ、いや。こういうのはあんまり…」
そういやオレ、これまで一度も書いた事無かったかな?旅ノート。
いや、青森の無人駅で記帳はしたな?あと、愛媛の遍路宿でもお礼だけ書いたか。
ま、どっちもノート自体が綺麗だったから気紛れで書いたんだろうが、それだってやっぱり『おかしくなってた』んだろうな。
他人の事は言えないね、ホント。
旅ノートもこれくらい綺麗だったらなぁ…
つーか、字が汚い人と綺麗な人は泊まる宿のタイプで分類されてる様な気がしてならない。
それはやっぱり利用客の年齢層に起因しているんだと思うが、大雑把に分けると次の様になる。
ゲストハウス→絶望的に汚い(象形文字)
ライダーハウス→情けなくなるほど汚い(誤字脱字多め)
民宿→普通(極一般的)
ペンション→綺麗(女性客、又は家族連れが多い)
まともなホテルや温泉旅館に旅ノートなんか置いてるところは無いに等しいが、それにしてもこんな小っ恥ずかしい文化っていつ頃から始まったんだろう?
海外のゲストハウスなんかには当たり前の様に置いてあるが、元はと言えば『ここから徒歩5分の所に美味しい屋台があります。行き方は…』てな情報ノートだったはずだ。
それがいつの間にか、店や宿側が客に対してメッセージを欲しがる様になったのは見ていてとにかく気持ち悪い。
んで、字が汚いのを自分で分かってんのなら尚更止めとけっつーの。感受性強めの人間には拷問に近いぞホントに(オモロイけど)。