「今日はどこに行く日だったかなー?」



と、抱きかかえた息子に言ったところで『ポカ~ン』とされただけなのだが、新幹線見に行くんじゃなかったかなー?と言った瞬間から、もう漫画みたいに目をキラキラさせちゃってね。

朝から行って来ましたよ、新大阪駅まで。







到着早々、特急はるかのキティ仕様を見付けて興奮する3歳児。
が、キティちゃんには全く興味が無いらしく、『ねこ』と言ってた。





「ぱぱ、よーいどんしよ」

「人がたくさんいるからダメだよ~」



最近では、場所を選ばずどこでも駆けっこしたがる様になった。
ま、元気なのは親としても嬉しいんだが、スーパーだろうがエスカレーターだろうが、とにかくどこでも『よーいどん!』って言うもんだから気が抜けない。
最後は必ずコケて大泣きするんだけどね。






エキマルシェの本屋に入場券を提示すると、130円分のお買い物券が貰える事は意外と知られていない。
これで一応入場料はチャラになる。





「のぞみ!!」


「うん、のぞみが停まってるね~。あっちはさくらだよ」


「さくら!」




次から次に来る新幹線にテンションMAXの息子。
新幹線のホームって、立派な柵があって本当に助かるわ。これが無かったらと思うとマジでゾッとする。




「ななひゃけ!」



「うん、N700系。お弁当箱と同じだね」




子供は凄いなぁ。
何回か見ただけで全部覚えてさ。





「のぞみ、ばいば~い!さくら、ばいば~い!」




鹿児島行きのさくらに何とかして乗り込もうと突撃を試みる3歳児。
出来れば父もそうしてあげたいんだけどなー。






発車する度に大声でバイバイする姿は親として非常に愛おしいのだが、如何せん周りの人がずっとクスクス笑ってるもんでね。父は横でずっと赤面状態でした。

まあでも、世の中の人全てがこういう気持ちを持ってたら戦争なんか起きないのになーと思ったりさ。
ホント、ちょっとは幼児を見習ってほしいと思うぞ?世のお偉いさん達は。







叫び疲れてミルク休憩。
後ろの新幹線は修学旅行の車両だった。
良い思い出を作ってほしいね。






「さ、そろそろお昼ごはんの時間だから帰ろうか?」


「かえってぷられーるする」


「うん、ご飯食べてからプラレールしようね」





入場券だけでこれだけ楽しめるんなら最高だな。
実質、新大阪までの往復料金だけだし、子供の分は6歳になるまで無料だし、何よりもオモチャ売場が無いっつーのが素晴ら………




















( ̄□ ̄;)!!
















・・・(;´Д`)