日曜日は子守りの日。


が、今朝は6時くらいから誕生日のお弁当作りに追われ、掃除だ洗濯だのと合わせてやっているうちに、いつの間にか9時を過ぎてましたわ。

危ねー危ねー、もう少しでお迎えに遅刻するところだった。







自分の朝メシを食ったのは9時半。
今朝は紅生姜とシラスのチャーハン。





「ぱぱ、しまかぜみる!」




丁度停車中の特急しまかぜをなめ回す様に見た後は、父の右手をグイグイ引っ張りながらオモチャ屋さんの方向へ。




「あれ?ミニカーはこっちだよ」



自分で『みにかーいく!』と言っておきながら、明らかに予算オーバーなおもちゃの前で鬼の様に石仏化するカツアゲ幼児。




「……ちがうの」

「違うの?今日はミニカーじゃないの?」

コクッ…




父の問いに静かに頷く3歳前。
その目線の先にはデカめのポンプ消防車があるのだが、『これがいい』とも言わず、ひたすらスカンクの如く哀愁を放出する技はどこで覚えて来たのか?
【あすなろ白書】の筒井道隆みたいになっとるぞ、キミは。






まんまとお宝をゲットし、一仕事終えた大工の棟梁みたいな顔で牛乳を飲む演技派子役。
因みに、ミニカーを含めると消防車はこれで4台目。



が、何故か消防車は線路の上に停車させ、電車をトミカ道で走らせるという謎の遊びに没頭するアカデミー俳優。
凡人の父には全く理解出来ん。





「は~い、お昼ご飯だよ~!」




先日、新大阪駅まで行って恥かきながら手に入れた新幹線弁当。
その弁当箱に、息子が好きな料理を『ちょっとだけ豪華』にしたつもりだったのだが、普通に考えたら子供向けの冷凍食品の方が喜ぶんだろうな。

んで、『頑張ってデコ弁でも作ったろかい!』とも思ってたけど、やっぱり父にはそういうセンスが無いみたい。
それでも一般家庭よりはマシな………いや、幼児は絶対に普通のママが作るデコ弁の方が楽しいよなぁ………

ま、そういうのは誕生日当日に母が作るだろうから、今日はこれで許してくれ。
新幹線の弁当箱なら、それだけで楽しいよな?きっと。










「のぞみ!」



「そうだよ~♪でも、のぞみだけじゃないよ」


「どくたいえろ!!」

「うん、ドクターイエローもいるんだよ。良かったね~♪何が入ってるかなー?」





スペースが狭くて、蓋が閉じきれないってのも幼児弁当の難しさだな。
ホント、子を持つ世のママさん達はよくやってると思うわ。大したもんだ。






なとまき(納豆巻き)、けちゃぷのちゅるちゅる(ナポリタン)、ころけ(初のクリームコロッケ)、まかのり(マカロニサラダ)。
クリームコロッケはベシャメルから作ると本当に面倒臭いね。



ドクターイエローは中華弁当。
おだんご(ミートボール)、たまこやき(卵焼き)、ふわふわのおまんじゅう(肉まんやめて包子にした)。
シュウマイは手抜きして551で買ったが、あんまり好きじゃなかったみたいだった。父譲りだな(←美味しいと思った事ない)。





ご丁寧にレタスをポイして叉焼だけを食べた包子と、551の海老シュウマイは父が有り難くいただきました。


が、まあ思ったよりは良く食べたっつーか、初めて食べるクリームコロッケには拒絶反応を起こすかなーと思ってたけどガツガツ食ってたな。


そういやオレも、初めて食った時は感動したっけ。
ウスターソースかけないコロッケなんか絶対不味いとガキの頃は思ってたけど、一口食ってひっくり返りそうになったもんな。小4くらいの時。


ま、クリームコロッケを嫌いな子供なんて中々いないよね、普通は。






帰りは道は、いつもより長めの電車見学。
最近は警笛目当てで手を振る様になった。




鳴らしてもらえたらこの表情。
なかなか計算高い男だ。









いよいよ3歳か。

つーか、オレの一番古い記憶が3歳の時だもんな。
楽しい思い出、いっぱい作ってあげたいね。






お誕生日おめでとう。












本当の誕生日プレゼントはコレ。
消防車の方が高かった(T-T)