叶わうわけがないと知りながら
あなたを徐々に好きになっていった頃
あなたは振られても片想いを貫き
彼女との関係を壊さない

紛れ込む隙はないから 応援していたいけど
たまには こっそりなら泣いてもいいよね?

知らないほうが良かったなら
あなたと知り合えなかったけど
気持ちが素直に出ないように
慣れた作り笑顔を振り撒く
ねぇ 牽制しないから好きでいていいかな?


大切をこだまさせたい気持ち
あまりに距離が遠いとしても きっと
風にのって 伝わる想像を抱いて
想うだけなら 許される恋を

あなたは彼女を想って 片想いしてるなんて
私もあなたに見習って 片想い…

つらく苦い想いがあっても
出逢わないよりは良かったから
泪も飲み込み 作り笑顔
あなたと話せるならいいから
ねぇ 躊躇なんてしたくない恋をしたい


なんだかわからない感情に
その気持ちに気付いてしまって
朝露も白昼夢も夜風も
あなたとの間を遮って
でも それでもあなたを愛したくなったから
そう いつも"好き"をかたく閉ざす