途方に暮れた黄昏
この目で見た雲の行方
一番近くにいてほしい人がいなくても

雲の流れは頭上で
灰色に染まりゆく気配
傘なんて持っていないのに 雨が降る

一縷の涙のよう 私の今の現状
あたたかいあなたの温度がもう懐かしい

あなたの手はないけど
差し伸べられる手には
いつも優しい思い出がこだまする
私の夢は叶わない
それでも雨受け止め
感じるまま そのままに愛を歌う


道なき道を行けば
いつかは辿り着ける場所
目標という名の天候は 悪戯で

あなたの誕生日で まさしく今日がその日で
おめでとうは風に流されてしまうけれど

私の手は誰かへ
今はもう延びてるはず
いつかまた出逢える運命の人に
雨に負けていられない
傘がここになくても
信じるまま このままで愛を歌う


知らなければよかったことなんて
多大にあるけど それでも
今はまだあなたを愛してても
はじめの一歩は進んでる


私の手は誰かへ
今はもう延びてるはず
いつかまた出逢える運命の人に
雨に負けていられない
傘がここになくても
信じるまま このままで愛を歌う