法令制限4土地区画整理法農地法)をアップ


 改正農地法の出題ポイントを具体的に紹介


法令制限の4をアップしました。科目で言うと、土地区画整理法農地法です。例年、各1問、定番的に出題されます。合格するためには絶対落とせないパートです。昨年の問題も、いずれも正解率は5割を超えており、合格者はほぼ得点しています。


なお、この試験では、正解率5割を超える問題は、やさしい定番問題です。そのやさしい定番問題を一つも落とさなければ、例年、合格点(昨年33点)を数点上回ることができます。その意味でも、今回アップした両科目は、手堅くとりたいところです。


ところで、定番中の定番である農地法が昨年大幅な改正がなされたため、今年は、やや波乱含みになっています。


農地法の改正について


農地法の目的が、従来の自作農主義農地所有者が直接耕作するのを原則とする)から、農地の効率的な利用促進にシフトされ、有効利用促進のために大幅な改正がなされましたが、この試験との関係では大きな影響はなく、出題可能性があるのは、次の3点です。


1)農地の相続等による届出義務(3条の3)


相続等により許可を受けることなく農地の権利を取得した者は、農業委員会にその旨を届け出なければならないものとする。


2)無断・違反転用に対する処分


違反転用が行われた場合において、都道府県知事等による行政代執行制度を創設するとともに、違反転用に対する罰則を強化(罰金額の引き上げ)する。


3)賃貸借の存続期間(19条)


農地の賃貸借の存続期間について、民法により20年以内とされているところを50年以内とする。


 このうち、もっとも出題可能性が高いのは、1)農地の相続等による届出義務です。相続による取得のほか、どういう場合が問題となるのか、詳しくは、近日発刊予定の「宅建完全予想模擬試験」の法改正情報の記事を傍らに今回アップした法令4の動画講座後半農地法のパートを見るだけ聴くだけして刷り込んでおいてください。


なお、3)賃貸借の存続期間の改正も、ネットでしばしば話題になっていますが、過去の出題例からみる限り、出題可能性はゼロに近いでしょう。ただし、賃貸借期間延長の改正について出題するとしたら今年しかないという意味で、わずかながら出題可能性があります。万一出題する場合には、農地賃貸借については従来から特有の規制があるので、それも合わせて出題されるでしょう。詳しくは、近日発刊予定の「宅建完全予想模擬試験」の法改正情報の記事を傍らに、今回アップした法令4の動画講座後半農地法のパートを見るだけ聴くだけして刷り込んでおいてください。




住宅瑕疵担保履行法宅建業法の接点


同法については、◆試験の出題範囲の変更◆
ということで動画解説をしていますが、そこで解説した事項以外に、住宅瑕疵担保履行法施行と同時に
宅建業法49条に定める業務に関する帳簿の扱いが一部変更されています。詳しくは、近日発刊予定の「宅建完全予想模擬試験で補足していますので、ご覧ください。




おそるべし カード式レジュメのヒット率


統計問題除く49問中48問の正解肢をヒット


上記は、先ほどから紹介している「宅建完全予想模擬試験に掲載した記事「21年本試験正解肢」の見出しです。「宅建完全予想模擬試験」の付録!?)であるカード式レジュメの有効性についての実証的データを検証するため、21年本試験正解肢に対するレジュメのヒット率を調べましたが、結果は、同見出しにあるように、衝撃的でした。


近年、権利関係の難化傾向や合格点の上昇傾向が話題になることがありますが、「宅建完全予想模擬試験のカード式レジュメで総まとめをする限りは


合格点33なら 楽勝も、いいとこでしょう(これも宅建完全予想模擬試験に掲載した「21年本試験正解肢」の見出しです)なのです。


さらに、今年から、カード式レジュメの項目番号は、宅建完全マスターインターネット+の動画講座とレジュメの項目番号と連動させたので、動画講座も120%活用できるようになりました。この動画は、スーパーインポーズによる文字情報を活用した、見るだけ聴くだけの刷り込み学習システムなので、カード式レジュメを傍らに動画講座を見るだけ聴くだけしておけば、自然に学習事項が刷り込まれていきますとりあえずレジュメを読んで、わからなかったところを、対応する動画講座で補強確認するという使い方も効率的でしょう。


なお、同講座は、メインテキストの宅建完全マスターインターネット+に準拠してリアルタイムで過去問題までマスターできる仕掛けがしてあるので、宅建完全マスターインターネット+を利用されれば、万全の備えとなります。


今年の決め言葉は、合格点33なら 楽勝も、いいとこでしょうです。


試験後、今年のヒット率を直ちに検証し、本ブログで公表します。


 なお、通勤通学時ながら受講ができるよう、iPod等へのダウンロードができる動画アップの方法を研究中です。