え?これでダメなのー??
また消されたらアメ限にします( ̄∀ ̄)

ってことで、再チャレンジ!!







「やっぱ、潤の顔みたい。前からさせて」

「……え?」


そう言ったあと、奥まで挿 っていた熱がズルっと抜けて。うつ伏せから仰向けにされると、再び、深く体が繋がった。


「なぁ潤っ、俺の名前…、呼んで?」


はっ、はっ、と荒い 息を吐きながら、翔さんが耳に唇を押しつけて囁く。


だから!耳元で囁くのは反則だってば!!



「あ んっ…、しょ、さ…っん」

「んっ…、潤っ、あ ぁっ、いっ、きそ、」

「あっ、…は ぁっ、翔さん、俺もっ、」



切羽詰まった声で囁いて、翔さんの腰の 動きがさらに早く、荒々しくなる。
その強烈すぎる刺激についていけずに、叫ぶような声をあげて、先に達 したのは俺だった。



「…っ、あっ、はぁ…っ、」


がくがくと震えてる俺の腰を掴み直し、深く挿ったまま絞り出すように腰を 揺すり、翔さんが欲 を吐き出した。



「…はぁ、はぁっ…潤、気持ちよかった」



翔さんが満足そうに言うと、俺の体にぎゅっと抱きついてきた。

俺も、って言うのが恥ずかしくて。
翔さんの胸に顔を埋めた。

髪を撫でて、頬を撫でて、指を絡めて。
じゃれ合うようにキスを繰り返す。





「俺さ、最近、料理覚えたんだよね」

「え?料理は一切しない、翔さんが?」

「そう。この歳までご飯も炊いたことがなかった俺が」

「…ふふっ。何覚えたの?」


翔さんが寝返りを打って俺の顔を覗き込む。


「カレー。今度作るから食べに来いよ」

「…うん。食べたい」

「すげー辛いやつ。汗かきながら食おうぜ」

「楽しみ」



こんなのまるで恋人同士の会話じゃないか。


なんで俺たち。
恋人じゃないんだろう…。


たぶん、今この瞬間。
「ねぇ、俺のこと好き?」って聞けば、
「うん、好きだよ」って頷けば、


それだけで、あっさり全ての疑問は解決するのかもしれない。
でも、不器用な俺たちはそれがわかっていてもできなくて。


俺は何も言わずに翔さんに寄りかかって、目を閉じて睡魔に身を委ねた。