前頭葉側頭葉型認知症は、万引きなど反社会的な行動が症状に含まれますが…、
ニュースを見ていて、気がついたのが、
この事件でした。
「滋賀県警近江八幡署は4月16日、食料品を万引したとして窃盗の疑いで逮捕した滋賀県近江八幡市の女性(74)について、誤認逮捕だったと発表した。女性の知人が購入し、渡したことが判明したという。 杉中高広副署長は「逮捕された方に心からおわびしたい。調査し再発防止を図る」としている。 同署によると、13日に同市内の量販店でいなりずし(約300円相当)を盗んだとして女性を現行犯逮捕した。女性は「知人にもらった」と容疑を否認していた。 同署の裏付け捜査で、知人が女性に食料品を渡したことを確認し、店側の在庫数と販売数も一致したため窃盗ではないことが判明したといい、女性は16日に釈放された。」(Yahoo! JAPANニュースより)
驚いたのが、80時間以上、真実がわからず拘束、留置されたこと。
状況は、この高齢者女性にとって不利なことばかり…。
でも、翌日には調べる気があれば、在庫数、販売数の確認で、万引きがなかったことはわかったのでは?
とにかく、通報者の、決めつけが怖い。
詳しい経緯は、
顔見知りの知人(名前までは知らないが、住んでいる辺りはわかる)が、店舗内で、自分が購入したいなり寿司を、女性にプレゼント。
レシートはもちろん知人が持っています。
どこから気づいたのか、店舗関係者が、女性がいなり寿司を持っているのに気づいて通報。
「万引きした女性が店内にいる…」
警察が、現行犯逮捕したそうです。
知人が、自分が渡したと証言するまで、
女性は、「やっていない」と言ったのにもかかわらず、レシートもないため、留置。
警察まで連れて行かれてから、知人にもらったと話せたそうですし、
店舗側の決めつけで、相当怖い思いをしたよう。
防犯カメラで、女性が知人から何かを受け取っていることはわかったそうですが。
みんな後手後手。
決めつけられたら、普通、しっかり話せるひとは少ないでしょう。
当初、女性は、
「わからん」とか「やってない」くらいしか言えなかった…。
某市では、その昔、犯人に犯人呼ばわりされ、通りがかりや警官に押さえつけられて、亡くなった被害者さん(初老の男性。愛犬のエサを買うためにATMでお金を下そうとしていた)がいましたっけ。通帳を奪おうとした犯人(子連れの若い女)が通報者で、犯人は捕まらず仕舞い。
怖い!と思いました。
まぎらわしいことをした女性と知人にも、原因はありますが、それで誤認逮捕して良いという言い訳にはなりません。
疑わしきは罰せず、が基本のはず。
店舗側からしたら、それだけ万引き被害が大きく、許せない!のかも知れませんが。
高齢者になったら(?)、まぎらわしい行動には、気をつけよ!ということでしょうか、ね。
証言したという店舗関係者さん、
しっかり謝罪したんでしょうか?
私だったら、訴訟案件〜。
絶対勝てるから。
警察には、なかなか勝てないですが(職務を執行しただけ〜)、
店舗関係者には勝てる!
店舗で売っているモノを新品で持ち込む時には、要注意ですね。
気をつけます。