母は、私たちが小さかった頃は、弟が病弱だったこともあり(年に数回、入院していました)、
仕事はしておらず、専業主婦でした。
メリヤス編みの毛糸のパンツや靴下に刺繍を入れる内職はやっていました。
紡績会社が量産し、刺繍は内職さんへ。
ご近所でも、この内職はたくさんの主婦がしていました。
弟に手がかかるため、私は4歳でお寺が経営する保育園へ。
今のように園バスがあるわけではなく、普通のバスに乗って、園へ。
記憶は、４歳からはかなりしっかり残っています。
この頃から、私は何カ月かに一回のペースで、うなされるようになりました。
死が怖くて、眠れない…。
今から思えば、4歳の自分、すごい悩みを抱えていたんだなぁと。
死んだらどうなる？とか、
人間はどこから来て、どこへ行く？、
とか形而上学的な悩みを抱えていました。
身近なところで、人が亡くなるとかはなかったんですが…。
子供の頃、近くに図書館はありませんでしたが、移動図書館が月1回巡回してきていました。
毎回、借りられる上限まで、本を借りてもらい、読んでもらったり、自分で読んだりしていました。
母が、本好きだったので、そのうち年齢よりずっと先の本を読むようになりました。
母の持っていた文庫本なども、こっそり読むくらいの活字中毒。料理本も古い本なので、ウサギやニワトリのサバキ方が載っていて、興味深かったです。
本好きになったおかげで、早く大人になったような気がします…。
眠りが浅くて、質が悪くなってきているので、よく眠れるサプリ、いろいろ試しています。
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