先日、小児科を受診したときに
医師から「息子君はお父さんより
立派な大人になるよ。
この子は人の痛みや辛さ
苦しさが分かるからきっと
素敵な大人の男性になるよ」と
突然言われました。
息子が考える進学のことを
話していた時に言われました。
息子は、友達と何をしていた
とか
花火をした
プールに行った
サッカーをした
なんてなんてことはない話を
していました。
友達との話の内容を
聞かれた時に答えた後に
嬉しいお言葉を頂きました。
そうだよね。
息子は暗くて先が見えない時を
過ごしながら生き抜いてきたんだ。
呼吸するのが辛くて
止めるのも辛くて
どうにもならない自分を
嫌と言うほど見てきたんだ。
でも、逃げ出さずに
投げ出さずにそうしたい時も
それを選ばずに生きてきたんだ。
だから、きっと誰よりも
人の気持ちを大切にする
ことが出来るんだ。
「先生や看護師さんや心理士さんの
お陰ですよね」と言ったら
医師は「僕は仕事をしただけだよ」と
言っていました。
とても謙虚な医師です。
診察が終わり息子が
「僕は先生のお陰だと思う」
「僕のために考えてくれたのは先生だし」
「今、生きていて良かった?」と聞いたら
「もちろん!」
と答えてくれました。
周りに感謝して生きて行こうねと
言ったら息子は「そうだね」と
言いました。
また一つ成長した息子
多くの結果を一度に求めすぎると
焦りとなります。
その子その子の視点が違いますので
ゆっくり寄り添っていく事が
必ず結果に結びついていきます。
スピードも長さも
個人で違いますので
今すぐに何とかしたいと
思っても時が来たら変わっていく事
があります。
時薬です。
でも、ただ時間が流れるのを
待っていてはいけません。
自分の出来る事を
自分の出来る範囲で
やっていく事が大切です。
サボりたい日があっても
大丈夫。
出来ない日があっても
大丈夫です。
自分も大切に
自分と子どもと
向き合っていきましょう!