統合失調症―正しい理解と治療法 (健康ライブラリーイラスト版)/伊藤 順一郎
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統合失調症に理解を 元患者の遺作展開催



統合失調症に苦しみ、自ら命を絶った画家志望の若い女性の遺作展が、20日から南房総市のギャラリーで始まる。



心の奥底からほとばしる激情のような自画像など60点余り。



没後初めての個展には「(社会の)偏見をなくしたい」と、生前、自ら病名を明かした女性の思いが込められている。(福島五夫)



「画家になる気です。(中略)いつかずうっと先だけど、私は、個展を開きたい」。



館山市の故愛沢綾子さん(享年24)が小学校の卒業文集に書いた一節だ。



幼い頃から描くことが大好きで、姉と地元の絵画教室に通った。



03年に地元の高校を卒業して東京の大学へ。



しかし、「監視されているように感じて」不安が募り、学業を続けることが困難になった。



「統合失調症」と診断され、退学して館山市の自宅に戻り、療養に努めたがなかなか回復しなかった。


昨年4月、館山市で開いた2度目の個展で「私は統合失調症です」と明かした。



「偏見にさらされるのでは」と両親は懸念したが、綾子さんの意思は固かった。



「発病の自覚がないことが多い病気であるため、気付かないで苦しんでいる人が身近にいるかもしれません」。



周囲の人たちの理解と協力が大切であることを訴えた。



綾子さんは、自殺願望が強かった。



同居する3人の家族は綾子さんを1人にしないように努めたが、昨年7月、自宅で自らの命を絶った。



会場は南房総市富浦町青木123の1、道の駅とみうら枇杷倶楽部ギャラリー(℡はソース先)。23日まで、無料。

http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000909210002



初期の作。「綾子が語りかけているように感じられる。最も好きな作品だ」と母親の香苗さんはいう。




台風39号


これまで絵なんか描いたことが無い人が
総合失調症になったとたん、突然絵を描き出す場合がけっこうあるらしい。