目の毒すぎる職場のふたり Hulu全話一挙配信
Huluにて全話イッキ見が可能。一話5分ほどのショートドラマ。全25話
腐女子なら誰しも共感できるドラマ。職場に推しがいる幸せをかみしめる日々を描いています。
海外のBLにはわんさか外野が出てきて推したちを推しまくるうるさい作品も結構あるもの。日本ではあまり身近に腐仲間を見つけられない気がしませんか?
この「腐女子」という言葉は十数年ほど前から使われるようになり、発祥はもちろん日本。
ですがBLドラマに関しては海外からの逆輸入のように後発です。
腐文化発祥の土地ながら海外からも遅れをとっていました。
海外のBL界では日本語が元になっている腐用語も数多くあるのです。
「おっさんずラブ」のヒットを経てやっと腐女子が日の目を浴びるようになり、仲間が増えた感が出てきました。
実際には隠れ腐女子が多くいたのですが、こっそり萌えを楽しんでいたのです。
そんな腐女子が主役になっている萌え共感ドラマなのです。
目の毒すぎる職場のふたり 登場人物・キャスト
◎等々力乙(臼田あさ美)
経理事務。毎日淡々と仕事をこなす味気ない日々を過ごしていた。
ある日推しがデキて人生一番しあわせ。
推したちに目を奪われ過ぎて仕事どころではないのが欠点。
◎山脇しずく(芋生悠)
本郷班の新人。乙と激しく同意し、腐仲間になる。
萌えを共有し、言葉にできない萌えを乙とテレパシーで会話する。
乙に妄想のネタを常に提供する使命を担っている。
◎本郷丞(阿部進之助)
営業部係長、本郷班班長。
男くさいイケメン。典型的な男性の見本のような上司。
部下の面倒見がよく、とくに小川とはボディータッチも多く仲良し。
◎小川大知(曽田陵介)
本郷班の若手メンバー。可愛く人懐っこい男子。
可愛がってくれる本郷といつも一緒にいる。
◎風見貴寛(池田良)
乙の上司、昔の乙を知っている。乙の変化に驚き、見守る。
仕事が手につかない乙の事を決して怒らない優しい上司。
ある意味、乙に振り回されている。
目の毒すぎる職場のふたり 1話ネタバレ
北海道の田舎で経理事務をしている乙(おと)
乙には密かな楽しみがある。それは職場に推しがいること。
真面目で正確さがモットー、淡々と仕事をこなす毎日がある日一変。
それは推しカプができたから。
渋いゆる系上司本郷とフレッシュさ全開子犬系部下小川。
2人が織りなす日々は乙のエネルギーの源。
人目を盗み、こっそり悶絶し絶頂の日々を楽しんでいる。
ある日そんな乙の様子を見て声をかけてきた人が…。
目の毒すぎる職場のふたり 原作
原作はコミック
原作者 ma2
映像化の可能性ゼロからのドラマ化。コミックはもっと爆笑的。
ドラマよりも乙が鋭い観察眼で日々尊い2人を追求しています。
キャラ的にも推し2人はそのまんま。とくに本郷の再現度はかなりいい線行っていると思います。絵もとても綺麗な出来上がりでコミックの方も読んでみたいなと思いました。
目の毒すぎる職場のふたり 見どころ・感想
以前からBLのドラマは作られてはきていました。
このドラマが斬新なのは腐女子が主役というところ。
勝手に自分でカップリングして妄想を楽しむのが腐女子の習性。
その妄想がふくらみ過ぎて悶絶が止められない乙。
乙の気持ちが痛いほど分かる!それは腐女子の仲間入りした証拠。
腐的な趣味を持つ人たちは昔からいるが、個々ひた隠しにして生きてきた。
しのぶ文化が日本にはあったのです。
やおい、薔薇などといった隠語が進化したのも隠す土台があったからでは?
BLはイケない趣味と定義されていたのでしょう。
妄想で楽しむ、二次創作BLや漫画など。多くのBLが派生しています。
でも一番の悩みは身近に腐女子がいるかどうか分からない!
この点が孤独を感じる、腐女子が多くいると感じます。
そんな萌えを共有したい、同担を探したい!そんな腐女子の願望をドラマにしたような作品。
私自身もかつておっさんずラブからの沼落ちで、同じ腐仲間に出会った時のうれしさはハンパなかった!それほどBLはマイノリティな趣向なのです。
仲間を見つけられない…ずっと寂しい思いをしてきました。
最近ではBLドラマの台頭で仲間が見つけられるようになりました。
ドラマの感想を話せる雰囲気ができてきたのではと思います。
つくづく良い世の中になったなぁと感じられ幸せです。
そんな腐女子の萌え共感ドラマの行きつく先はどこだ?
この先の展開が楽しみです。
もちろん推したちのじゃれ合いも目の毒すぎて幸せなのは間違いないでしょう。
一緒に同担しませんか?