何年か前にまだBL 沼に落ちてない頃観た作品です
地上波で放送されるのを楽しみにしていました
アメドラにありがちな白人ブロンドカップルが主演ではなく 学校では目立たない いじめられ バカにされるような負け犬たちが主役です
片田舎の高校でマイノリティたちへの差別や偏見を描き ブラックジョークの乗りで笑いを取りドラマにしていました
自虐的ネタも多く 何でもありのアメリカらしい感じでした
ミュージカル調にヒット曲を
キャスト達が心情を乗せて歌って踊るのを毎回楽しく観ていました
主役がかすむほど印象に残ったカップルを私の目線で
カートブレイン
カート役のクリスは実生活でもゲイです
監督はクリスのためにカート役を作ったほどお気に入りで
キレイな高音ボイスでオシャレさん舞台では妖精のような衣装も多かったです
ドラマでもゲイであるためいじめや差別を受け苦しみます カート役はクリスそのものでした
サンタナブリトニー
サンタナは途中から主役?っていう位 印象的な役どころでした
ハスキーボイスで歌はもちろん上手
そこらの男と寝たおし自他共に認めるビッチで口も悪く 周りを傷つけるために毒を吐いていました
でもそれは本当の自分をごまかすため
レズであることを祖母に告白し拒絶されるシーンはこちらも涙が
個性が強くキャラが立っている人ばかり
でもそれを受け入れ仲間にし
ケンカしてもステージで歌って仲直り
ステキなドラマでした
性的マイノリティの役が多く
ブロードウェイで活躍中の有名な役者や
監督も含め 私生活ではゲイであることを公表している人もいました
自由なアメリカでゲイであることはカミングアウトしやすいとは思いますが
ドラマでは同性愛者に対する偏見に苦しむ姿が描かれています アンチはどこの国にもいるのですね
日本では こんなオープンなドラマはありえないとは思いますが いつかこんな世の中になるといいな〰と祈りを込めて