通院日である
前回の通院で提案された、「sakusakuさんは某大都市にお住まいなんでしょうから、近所のクリニックに転院してはいかが? ここまで数時間かけて来るのは非現実的でしょう?」の予告通り、今回が現医での最終回である
思えば3月に、近所の内科で匙を投げられ緊急受診、入院するかしないかの押し問答をした挙句、文字通り地獄の苦しみを絶え間なく味わった3月4月から見ると、めまいがあるとはいえ、今は天国のような心持ちである
もちろん、まだまだ健常人とイコールではないのだが
現医(初診時の医師)との会話はあっさりしたもので、紹介状は書いておくからよろしくね、お大事にと文字通り5分診察で終わった
「転院のため終診」と次回予約票に書かれ、終了である
最後になるから書いておくが、この病院は県内数十万人程度がターゲットの精神科単科病院である
開放病棟も閉鎖病棟もあり、自分以外の患者を見ている限り、認知症や統合失調症の患者さんが多いのではないかという印象である
なので、私のような適応障害「程度」・抑うつ状態「程度」では、近医のメンタルクリニックで充分、という判断になるのであろう
精神科・心療内科の選び方として、アフロ頭の精神科医も言っていたが、もっとも優先されるべき条件は「近所にあること」だそうだ
確かにその通りだ、遠くの名医より近くの凡医である
「精神科専門医・精神保健指定医」のどちらかを持っていること
両方持っていればベターだが、指定医は医療保護入院(強制入院)権を持っているため、こちらのみ持っている医師も多い
このどちらかを取るには、それなりに大学病院や精神科病院でトレーニング・診療経験が要求される
最後に、「どの病院で研修したか分かればベスト」である
もっとも、大都市圏の精神科・心療内科クリニックというのは、予約が取りにくいことでも知られており、ある程度の妥協は必要かもしれない